落ち着いた色調と穏やかな絵柄に惹かれ、
娘が10か月の頃に、寝る前に読む本として購入しました。
主な登場人物がおつきさまだけなので、
小さな子供でも何のお話かわかりやすく、
それまで絵本を見ても無表情にページをめくるだけだった娘も、
おつきさまの表情や姿の変化に、初めて笑顔を見せてくれました。
いないないばーを覚えた1歳の頃には
裏表紙をみて「べー」と真似をするようになり、
1歳2か月の今では、中表紙の小さなネコを指差すなど、
月齢と共に様々な楽しみ方を発見しているようです。
表紙を含め全てのページを読む子供の心の豊かさを知ると共に、
絵本はお話のページだけじゃない、ということを教えてくれたのも、
この絵本です。
全ての赤ちゃんに読んでほしい、すてきな絵本です。