購入したのは1歳半の時。
保育園の帰宅時にちょうどお月様が顔を出す秋頃でした。
園でも何度も読んでいるらしく、内容も覚えているようでしたが、家でもおふとんの上で何度も読みました。
最後のページになると、「ママと一緒ね、ニャァオも一緒ね。」と、身を寄せて来て、背表紙に向かって変な顔を作って遊びました。
やさしい語り口やリズムが覚えやすいのか、この絵本のフレーズは度々、娘の口から(アレンジされて)飛び出します。
三日月の夜でも、「まんまるおつきさま こんばんは。」
横断歩道を渡っている時には、「ブーブ、こないでこないで。○○ちゃん(娘の名前)がないちゃう。」
「ごめんごめん、ちょっとパパとお話してたんだ。」などなど。
耳からはいる言葉が、この子の言葉の原点になっていくのならば、最近、CMのフレーズばかり口にする我が子には、やっぱり少しだけTVを遠ざけて、やさしい言葉の絵本を沢山読んであげたいなぁ。と、思います。