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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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まほうのマフラー」 みんなの声

まほうのマフラー 作:あまん きみこ
絵:マイケル・グレイニエツ
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:2002年01月
ISBN:9784591070413
評価スコア 4.83
評価ランキング 156
みんなの声 総数 45
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45件見つかりました

  • 子どものこころのしなやかさに感動

     これからマフラーも活躍する季節。
     評価の高いこの作品を見つけ読みました。
     
     とむくんはおとうさんのマフラーがお気に入りのよう。
     『へ〜、おとうさんが好きなんだ〜』と、読み進めていったら、こういうことだったのかと、この展開に戸惑いました。

     マフラーは、とむくんに勇気と元気を与えてくれるまさしく魔法のマフラーだったんですね。
     そして、おとうさんそのものだったんだと、思いました。
     
     おかあさんを支える姿や、ベンチの上の子猫のために『お月さんあかるくなあれ』の言葉にも、とむくんが心優しく成長しているのがかいま見えます。
     ひと冬を越え、マフラーがなくても過ごせる季節、春の到来は、とむくんの精神的自立の証だったのでしょうか。

     読後、子どものたくましさ、どんな状況でも生き抜いていくこころのしなやかさに感動しました。

    投稿日:2009/10/24

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  • 言葉少なく、内容が深い

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    「おとうさんの緑のマフラーがとても良く似合うわね」
    と、物語りが始まります。
    男の子の冬にありがちな普段の姿が、淡々と描かれていくのですが
    最後になって、この最初の言葉が重くのしかかってきます。
    マフラーを大切に思うのは、そんな理由だったのかと・・

    お父さんのマフラーはまほうのマフラーだ。
    と思ってる少年の気持ちにしんみりとしました。
    空からしっかりと、お父さんは見てるよ。と思わず声かけてあげたくなります。

    文章のボリュームは少なく、絵もかわいかったので
    幼稚園児向けのつもりで借りてきましたが、
    上の子でもまだ早かったかなあと思える内容の濃さです。
    素敵な絵本に出会えたと思います。

    投稿日:2009/10/25

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  • 心の中がポッと明るくなる感じ。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    評価ランキングの中で、この絵本だけ読んだことがなかったので、図書館で探して借りてきました。
    あまんさんのお話だというのは知っていましたが、
    絵がマイケル・グレイニエツ(「お月さまってどんなあじ」「クレリア」などが有名な作品)さんだったとは!
    ものすごいコラボではないですか〜!!

    季節がま逆に近いこの時期に読んでも、お話が素晴らしいので、違和感はありませんでした。
    あたたかくジンと胸にくるいいお話でした。
    ラストで、お父さんのことがはっきりとわかってしまう
    少し悲しいお話ですが、
    それまでの物語が、とむくんに起きる出来事や、学校での会話などがとても日常的に描かれているので、
    後半に移っていくときに、涙が出てしまうような悲しさではなくて、
    心の中がポッと明るくなるような、暖かさに包まれていく感じになれた気がします。

    また、グレイニエツさんはアメリカに住んでいらっしゃるのに、
    描きだされたこの本の世界は、確かに日本の町に見えました。
    子ども達も、スーパーのおばさんも、すごく日本人でした。
    だから、読み終えてからびっくりして、もう一度絵の担当の名前を確認しちゃいました。
    プロの匠の技なんでしょうか?

    投稿日:2009/08/30

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  • せつなくて、温かい

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子7歳、女の子4歳

    夏に読んだので季節外れかな?と思いましたが、季節に関係なく読んでほしい本です。

    魔法の緑のマフラーに、本当に大きな愛を感じます。マフラーがなくても大丈夫になって、お父さんは安心するとともに一抹の寂しさを感じるかもしれませんね。

    守られているという安心感が、強くさせるのでしょうか。せつなくて、温かくて、いい本です。

    投稿日:2009/08/21

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  • グレイニエツさん

    以前にもマイケル・グレイニエツさんの作品を読んだ事があり親近感が湧いたのでこの絵本を選びました。ザラザラの材質の素材に絵を描いているのがとても独特で味があって良いと思いました。主人公がお父さんのお陰でどんどん力が湧いているのが素晴らしいと思いました。お父さんの力って偉大だな!と思いました。

    投稿日:2008/12/31

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  • とうさん元気だよ!

    とうさんのマフラーで、とても元気になれるとむくん。とうさんの臭い、とうさんの体温を感じとても勇気が出たり元気になれるとむくんです。かあさんの優しい愛情に包まれてとうさんに心配しないでと言う最後には、やっぱり涙なしでは読めません。心配かけないで、とむくんとかあさんを見守ってほしいと成長したとむくんに感動しました。

    投稿日:2009/01/03

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  • 多くを語ってはないけれど・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    マイケル・グレイニエツの絵が目にとまりました・・・作者はあまんきみこ、児童文学の巨匠である
    とむくんという1年生の男の子がお父さんの緑のマフラーをして、月曜日の朝出発する
    曜日毎に色々な経験をしながらマフラーを握りしめ、徐々に変化が現れます
    絵本はとむくんの言葉で素直に表現されていて、多くは語ってはいませんが、じんわりと心に迫るものがあります
    お話の中で確かに一人の男の子が大きく成長して姿は、見ている者に、元気の素を与えてくれました
    寒い冬の日にまちがいなく心を暖かくしてくれるお勧めの絵本です

    投稿日:2009/01/14

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  • 成長する姿にぐっときます

    ぼくの緑色のマフラーはお父さんのマフラー。それをしているだけで、ぼくは守られているような気持ちになるのでしょうね。

    子どもの頃はタオルだったり毛布だったり、これがないと落ち着かないというお子さんがいますね。

    ぼくの場合は、単にそれだけじゃない理由があるのだろうなと思ったのでしたが、やはりそうでした。

    絵がインパクトのある絵本が多いマイケル・グレイエツで驚きましたが、お話にはあっていると思いました。

    子どもが成長する姿にぐっときます。

    投稿日:2008/08/10

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  • ラストは思わず涙

    とうさんのマフラーをしていたら、いろいろなことが
    うまくいくようになったとむ君。
    そのマフラーがなくなってしまったら
    どうなるのかと少しハラハラしたのですが
    強くなったとむ君に救われました。
    なんとなく、そうじゃないかと感じてはいたのですが
    ラストは思わず泣いてしまいました。
    息子は、私が何で泣いているのかわからないようで
    「泣いちゃダメだよ」と驚いていました。
    まだ少し早かったかな。
    どうして泣いたのか説明している途中で
    息子の横にいた主人が息子をぎゅっと抱きしめていました。
    大切な人があたりまえのようにそばにいることの
    ありがたさを気づかせてくれるお話です。

    投稿日:2008/11/23

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  • 温かく、力強く、前向き

    あまん先生の文章ひとつひとつが心に響きます。
    とうさんのマフラーをもっているだけで力がわいてくる。
    その気持ちは、すごく切なくて、温かい。
    ラストのシーンは、温かく、力強く、前向きです。
    ページいっぱいに広がる緑が何ともきれいです。
    「心配しないでね」
    主人公の最後の言葉にジーンときました。

    投稿日:2008/02/25

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