とかげのちょろりんと、その弟とっけーのお話。
ちょろりんの後をこっそりつけてくる、とっけー。草やぶに引っかかったり、お弁当を分け合ったりしながら、おじさんの家を目指します。
川で頼みの地図が流され、とっけーともはぐれ、読んでいるこちらも手に汗握り、そこへ現れた強敵・・・!!読み聞かせていた息子も「どうなるの?!」と心配顔で、待ちきれずにページをめくります。
でも、思いもよらぬ助っ人が参上!とっけーも見つかり、無事おじさんの家へ到着します。最初から最後まで、ハラハラドキドキ連続の大冒険でした。
前作よりも更にたくましくなったちょろりん、いいお兄ちゃんです。
絵も、自然描写が細かく、色彩も美しい。完成度の高い絵本だと思います。