林明子さんの絵本は本当に温かく穏やかで自然と微笑みがうまれてしまう、そんな絵本です。
なかでも、この絵本は赤ちゃんたちの日常をそのまま見ているようで、しかも「赤ちゃんの成長をあたたかく見守っている」という目線を感じることができて 母親として私がとるべき子どもへの目線を自然と再認識させてもらえる絵本でした。
子どもとしても、手や足など身体の部位が 隠れていたところから一つずつでてくる様子が楽しいようで、
この絵本で「手」や「足」といった言葉を確認していたようにみえました。
絵を見せながら、「手はどこかな?」「足はどこかな?」などと言ってあげるとまた喜んでいました。
子どもは穏やかな楽しみを感じ、親もまたゆったり子育てに向き合える そんな一冊です。
しばらくすると ふとまた読みたくなる絵本です。