安野さんのシリーズに、はまってる我が家です。
「3びきのこぶた」で玉砕しましたが、こちらは新小2の息子でも楽しめました。
図書館から借りてきた後、鞄から出して部屋の隅で読んで計算してました。
「母さん124個かなあ」と急に途中のページを見せられても
私だって一から読まないとわからない・・という訳で、親子で計算タイムになりました。
1つ食べると一年腹がいっぱいになり、植えると翌年は2つに増える種のお話です。
毎年○個食べて、○個は保存して、○個は人にあげてなど
色んなシチュエーションで「いくつうめたでしょう」と毎年繰り返されてお話が進みます。
簡単な足し算と引き算、掛け算がわかると答えが出せます。
作者の方がどこかに書いてたと思いますが、個数を示すものが種であることがポイントで、算数の勉強とともに収穫についても学べます。
嵐といった予期せぬ事態に夫婦は、少なくなった種を埋めて祈るしかありません。
我が家では色んな要素で楽しめた一冊でした。