あまんきみこさんが大好きな私です。
あまんさんの絵本の中でも特に大好きな絵本です。
とってもせつないのだけど、とっても優しさの
こもったお話しです。
初めて読んだとき、思わず涙がポロリとこぼれてしまいました。
3歳の息子には、
うさぎさんのお母さんが月に行った=「死」というのは
解釈がまだ難しいだろうなぁって思ってました。
けれど・・・
ある日、お月様を見ていたら
その3歳の息子が
「ママは、お月様に行かないでね」と
真剣な顔で言ってくれました。
すぐにピンと
この絵本のうさぎのお母さんのことを言っているんだなと
分かりました。
ちっちゃいなりになんとなくだけど
理解しているんでしょうね。
絵本に泣き、息子の言葉に泣いた
私の思い出の一冊です。