「あなたへ9 じぶん」 みんなの声

「あなたへ」という作者のシリーズ第９巻です。
とても感動的な絵本でした。
自分の身体について、優しく語ってくれるのですが、そのとらえ方がとても素敵なんです。

「手は　こまっている人を　たすけることができる」
「腕は　傷ついた人を　ゆったりつつむことができる」
「肩は　つかれた人を　休ませることができる」
初めて読んだ作家ですが、このシリーズ全部、読破したくなります。

すべてが空虚に感じた時、私は無力だと感じた時、私はひとりぼっちだと感じた時、そんな時に読みたい絵本です。
何でもいいから、本当に小さなことでもいいから、自分にできることを喜び、再発見できる一冊です。スウェーデンでベストセラーのシリーズだということです。

自分の身体を見て、自分に出来ることを数え上げていったら、なんて自分には出来ることがいっぱいあるんだろうと思えてきます。
出来ないことを数えるより、出来ることのほうがずーっと多いことに気づいたら、心も明るくなってきます。
言葉少なに、なんと多くのことを語ってくれる本でしょうか。
自分の可能性を考えるヒントをいっぱいくれました。

「あなたへ　６」を読み、
衝撃を受け、このシリーズを順番に読んでいこうと思っています。

図書館で借りているので、
特に順番を決めているわけではありません。

「じぶん」という存在について
普段は何も考えることもなかったのですが、
身体の一つ一つの大事なもの、
そしてできること。。
この言葉の中から
大切なものについて考えさせられます。

読み聞かせなら
小さいお子さんでもわかると思いますし、
大人もぜひ読みたいものです。

あなたへシリーズの9です
シリーズ8のまさに答えかなという内容です
大切なあなたには、できることがあると、強く訴えかけてきます
こんな自分をうんと励ましてくれる・・・そんな絵本です
さあ一歩、踏み出すには・・・？
次回シリーズにまた答えがありそうです