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はなたれこぞうさま」 みんなの声

はなたれこぞうさま 作:川崎 大治
絵:太田 大八
出版社:童話館出版
税込価格:\1,540
発行日:2000年07月
ISBN:9784887500150
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,543
みんなの声 総数 23
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23件見つかりました

  • なんではなたれこぞうさまなの?

    花作りおとこが毎日売れ残りの花を、「おとひめさまのところへ」と川に流していたら、おとひめさまからお礼が届きました。
    それがはなたれこぞうさま。
    おとひめさまの姿のイメージからは想像もつかない小僧です。
    小僧が鼻をかむたびにおとこは裕福になっていくのですが、設定が少し窮屈です。
    はなたれこぞうと財はどう見ても関連して考えられない。
    男は裕福にはなりましたが、こぞうが汚いままでいることが耐えられない。
    こぞうさまもそれなりに容姿を変えていければ良かったのですが、男にそのような気持ちはなかったのですね。
    自分の受けた恩をないがしろにすると、もとの黙阿弥になるというお話通りの展開でした。
    子どもたちに説教的な思いを持つには少し足りない絵本かと思います。

    投稿日:2010/11/15

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  • 欲の代償

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子18歳

    太田大八氏の絵がいいです!

    話の内容が、私が覚えているのとちょっと違うようです

    お花を流す
    その御礼に・・・という点です

    お世話を自分でしなければいけないのに
    「欲」深くなっていくことの代償は、大きいのは同じです

    大人にも、読んでいただきたいです

    投稿日:2010/08/25

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  • 題名は笑ってしまいますが・・・

    • さわこさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子5歳、女の子0歳

    題名を読んで思わず笑ってしまった私。
    だけど、話の内容は、奥が深かった!

    ラクをして得た幸せは、本当の幸せではないってことです。
    でも、人間って欲に目がくらんでしまうということもこのお話でよ〜く分かりました。
    やっぱりコツコツと地道にすごしていかないと本当の幸せにはならないのだと考えさせられるお話でした。

    でも、5歳の娘にはちょっと理解しにくかったようで・・・
    最後に説明をしてやりました。
    分かったかな???とちょっと疑問も残りますが。
    もう少し大きくなったら、説明なしでも分かってもらえるかな?

    私的には、こういう教訓を伝えてくれる昔話は好きです。

    投稿日:2010/02/12

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  • 子供達のお気に入り

    最近うちの下の子が特にはまっている本です。

    貧乏な花売りの男の人がおとひめさまから
    はなたれこぞうさまをもらいます。
    このこぞうさまはただ鼻をたれているだけでなく
    不思議な力があるんです。

    この絵と内容に下の子がとても興味があるらしく
    何回も読んで読んでと言ってみています。

    花売りの男の人は、はなたれこぞうさまのおかげで
    お金持ちになるのですが・・・

    昔話によくある内容ですが面白いです。
    このお話は私も初めて読みましたが
    面白かったです。
    この手の昔話を沢山読みたいと思います。
    ぜひ親子でどうぞ。

    投稿日:2008/10/23

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  • 地道が一番

    以前教育画劇発行の同名絵本を読みました。読み始めて前に読んだ方は、おじいさんが主人公だったと思いました。

    こちらは年齢は書いてありませんが、絵の感じでは若い男の人らしいです。昔も急に富を得るというようなことがあったのでしょうか?

    高額な宝くじが当たると宝くじ読本のようなものがもらえて、お金の使い方指南があるというのを聞いたことがあります。きっと富は人を変えてしまうのでしょうね(経験がないのでわかりませんが)。

    はなたれこぞうがプーンすると望みの物が出てくるのがメリハリがあっておもしろかったです。

    太田大八の絵が味わいがあっていいなと思いました。

    地道が一番です。昔話は根本的なことを笑いを交えて教えてくれるのがいいなと思います。

    投稿日:2007/11/19

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  • 発想が面白い

    • ゆなちんさん
    • 20代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子4歳、女の子1歳

     良いことをした御礼に「はなたれこぞうさま」を預かった村人。なんとはなたれこぞうさまがはなをかむと願い事がかなうのです。「はなをかんで」願いがかなうなんて、思わずふきだしてしまいます。

     欲を出した村人は、結局貧乏な生活に戻ってしまいます。

     よいこいとをしたら良い目に、悪いことをしたら悪い目に、といいた構図がわかりやすいですよね。

     日本の民話にマッチした絵や色使いもとてもよいと思いました。

    投稿日:2007/07/04

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  • プーンとスー

    昔話の絵本で、ここまで汚い絵本ってないかもしれません^^;
    でも子供は題材が「はなみず」だからこそ、楽しいんでしょうね。
    はなみずをすするシーンなど、本当嬉しそうに笑っております。

    はなたれこぞうが、プーンとすれば、わんさかわんさかと色々でてくる。
    打出の小づちではなく、鼻水っていうのが、面白い!

    でもさすが昔話。
    教訓のように、はなたれこぞうがスーとすれば・・・

    最後の花屋の姿が何とも哀愁ただよっていました。

    投稿日:2007/02/28

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  • はなたれこぞうさまの教訓

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子11歳、女の子6歳

    民話ですね。
    民話には大概教訓が含まれています。
    毎日せっせと働いて、それでも大した稼ぎになならない男が、残った花を川(竜宮)に流していたことで、ある日乙姫さまから「はなたれこぞうさま」をもらいます。
    「はなたれこぞうさま」は、とても汚かったけれど、鼻をかむたびに願いをかなえてくれるすごい神様でした。
    あっという間に大金持ちになった男は、大切なことを見失い、「はなたれこぞうさま」に家を出ているように言ってしまいます。そして…。
    起承転結がしっかりしていて、読んでいるうちにラストがわかってしまいますが、だからこそ安心して読めるというのも、昔話や民話の良いところかもしれません。

    イラストを担当されている太田大八さんは、多くの民話や昔話の「絵」を担当されています。
    人物もとても素敵に描いてくださっていますが、私が好きなのは、太田さんの描かれる世界の風景です。
    この絵本でいえば、風や川の色、家の壁の色などが、なんとも言えない味を見せてくれています。興味のある方はぜひ手にしてみてください。

    投稿日:2007/02/25

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  • 鼻をプーンとかむと・・

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    貧しいけれど心のやさしい花売りの男。
    売れ残った花を「乙姫さまにかわいがってもらえ」と川に流していました。
    ある日乙姫さまのお使いが現れ、
    なんでも願いをかなえてくれるという小僧を男に授けます。
    小僧は薄汚い鼻たれ小僧でした。
    欲に目がくらんだ男は次々に願い事をし、大金持ちになりましたが・・。
    昔話としてはよくあるお話しかと思いますが、
    鼻をたらした小僧さんというのがユニークで面白かったです。
    小僧がプーンと豪快に鼻をかむと願いがかなうのです。
    今だに鼻水がでると袖で鼻をぬぐっている息子には大うけ。
    「キミもなにか願いをかなえてくれる〜?」なんて聞いてしまいました。(笑)
    「花売り」と「鼻」をかけたのかしら?
    欲張ってなまけてはだめだよねという教訓ですが、楽しいお話でした。

    投稿日:2006/10/27

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  • 働かざるもの食うべからず

    売れ残った花を「乙姫様にかわいがってもらえよ」と言いながら 川へ流すほど
    素朴で心やさしい男だったのに。
    甘い蜜を吸い始めると・・・
    人の愚かさを淡々と描いた「日本むかし話」的な本。
    絵や内容に凝った本もよいけれど
    たまには しみじみとした旨みと栄養が
    体に伝わるスローフードなお話を
    お求めなら。
    まさに天衣無縫!?な はなたれこぞうさまに
    息子も大ウケ。 

    投稿日:2004/01/30

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