「ねずみのかいすいよく」 みんなの声

このシリーズは全部読みましたが、どれもほのぼのとして、ストーリーも分かりやすく読みやすいです。
私も子供たちもお気に入りです。

７つ子のねずみの兄妹は、みんな海での遊び方が違います。
それを見張っているお父さん。　　まさかその後にお父さんが島流しになるなんて！しかもお父さんは泳げない！！
このストーリーはとてもうけました。
息子はこれをよんで、やっぱり泳げるほうがいいと言っていました。

海水浴と書かれたタイトルなのですから
もちろん海がテーマなのですが
私の一番のお気に入りは海への行き帰りでの
電車に乗っているねずみさん一家なんですよね。
海でのワクワク感ももちろん素敵なんだけど
たくさんの動物達と一緒にゆらゆら揺られている様子が
海へたどり着くのが待ち遠しいって伝わるんです。
帰りはその代わりぐったりしてお母さん以外
居眠りしてますが。
履物もちゃんと揃えられて置かれていて可愛いんですよ。
砂浜でちょっと離れた岩で居眠りしてしまった
お父さんねずみ、満ち潮が来ていつの間にか
海の水に囲まれてしまいます。
さぁ、お父さんを救助できるのか？がお話なんですが
なんせ泳げないので...。
お父さんの逞しさを描いてないんだけど
一生懸命助けようって努力する子供達がいいんですよ！

ディティールが凝っているのが魅力のこのシリーズ。
お話を聞きながら、娘達は「この子ピンクのスカートだよ」
「こっちに猫さんもいるね」などとお気に入りを探して喜んでいます。
小さい7つ子ちゃん達が、お父さんを助ける温かいお話でした。
やっぱり兄弟はいるっていいことだなと思わせてくれました。

素敵な家族の物語です。おとうさんは泳げないのに七つ子ねずみちゃんたちを海水浴に連れて行きます。お父さんはてっきり泳げるものだと思っていたので読んでいた私と娘はびっくり。読みながらドキドキしましたがラストはほほえましかったですよ。今から夏が読むのに最適な時期です。

ななつごたちが迷子にならないようにと、浮き輪にロープに・・・としっかり準備OK！！
でもなんと昼寝中に潮が満ちてきて岩で寝ていたお父さんがしまながしに・・・。それにお父さんは泳げない！！！
子供たちが力を合わせお父さんを助ける！！
今回は子供達の強さ、お父さんのお茶目な感じが出ていてとても良かったです。
今スイミングでクロールを練習している娘はねずみの子がクロールでお父さんの事を助けに行くシーンに興奮してました。

家族皆で海へ出発！！
出発前にお父さんは子供達が迷子になったりしないか、溺れたりしないか、とても心配。
そんなお父さんが島流しになっちゃうなんて！！しかも泳げないなんて！！

『お父さん＝何でもできる』というイメージが娘にはあっただけに、“子供達に助けられるちょっと情けないお父さん”が面白いみたいです。

お父さんが頭をカキカキ子供達に助けられるページを見ては、本には書いてないけど「まいった、まいった」とお父さんの気分になりセリフを言っています。

いわむらさんの「１４ひきのおひっこし」と同じ年に発行だったんですね！？
「同じ？違うの？」と幼稚園入園前の息子はとても不思議がっていましたっけ。

海水浴＝夏のイベントという感覚を思い出させてくれるんです。私も電車に乗って家族で海に出かけた記憶があるからなのでしょうか。家族同士思いやる気持がそこここに溢れているし、自然を甘く見ちゃいけませんよということも教えてくれています。

元気いっぱいねずみの７つ子が、家族で海水浴に出かけます。お父さんねずみは心配で一人ひとりに浮き輪を作ってやるのですが・・・
静かな入り江を見つけていっぱい遊んで、お弁当食べて、さあお昼ね。気がつくとお父さんが岩場に取り残されてしまいます。ここで７ひきのねずみたち、協力して浮き輪をつないで助ける。というお話。
４歳のわが子はこの展開を楽しみながら、最後はよかったねと言います。
いろいろあるけど、お出かけは楽しいね、ほのぼのした気持ちになります。

7つ子のねずみの兄弟達の物語シリーズの一冊。今回は家族で海水浴に行きます。そこで事件が、、、。ほのぼのとした絵がとてもかわいらしい。夕日に照らされた帰りの電車の中の絵は、何ともいえない温かい雰囲気いっぱいです。
個人的にはその電車のシーンでの、並べられた小さな靴がいいなーと思ってしまいます。
きっと大人でも子供でも、このページのこの絵がいいなーとお気に入りを見つけたくなる絵本です。

ねずみの家族が、海水浴に出掛けます。
7匹もの子供達が、海で溺れないように、浮き輪を紐でくくるおとうさんのアイデア！なるほど、と関心しました。
でも、おとうさん、泳げなかったのですね！？
おとうさんの休んだ岩が、満ち潮で海の中に取り残されて行く様子、ちょっと、ハラハラします。
でも、浮き輪をつないで、いかだのようにして助けに行く子供達のたくましさには、読んでいて、拍手を送りました。
帰りの電車の中で、ぐっすり眠ってしまったねずみ一家に、周りの動物達が優しい眼差しを向けているシーンが、印象的です。