サンタクロースって、実は大勢いて、北の果ての美しい森の中で仲良く暮らしている・・・。
サンタクロースが何人も?
読む前は、娘の中のサンタクロース像とのズレで、夢を壊してしまうことにならないかなと、ちょっぴり不安でした。
でも、まったくそんなことはありませんでした!
“世界中のこどもたち”に“同じ夜”にプレゼントを配るのだから、むしろこの方が説得力があります。
グランサンタと呼ばれる、一番大きくて立派なおひげを生やしたサンタを中心に、サンタクロースたちが、どのような一年を過ごしているかを描いています。
1月、2月、3月・・・、仕事は12月だけじゃありません。
色々な準備や余暇、サンタクロースも生身の存在なんだって、より身近に感じるのではないかと思いました。
娘は、サンタクロースたちの一年を ひとつひとつ興味深く見ていました。
「そっか〜、“グラタン”サンタがいるのか〜♪」って(笑)