クリスマスの夜どこの家も楽しそう、でも行くあてのない貧しい老人が一人歩いていました。その後をまた弱弱しい犬が1匹。この犬に気づいた老人は自分のもっているわずかなパンをわけてあげます。クリスマスだからと歌を歌って聞かせ、お話もしました。
すると・・犬が話しだしたんです。「実は自分は魔法使いなんだと、こんなみすぼらしい自分に優しくしてくれてお礼に願いをかなえてあげましょう・・」
と・・・ここで老人は豊かになりハッピーエンドになるのがよくあるお話。でも老人の願いは違いました。
お金とかそんなものはいらないんです。魔法使いも考えました。読み終えた後、子どもにわかるかしら?と思っていたら出た言葉が、「なんかさぁ・・・不思議だよね。魔法を使わなくてもかなうお願いごとってあるんだね。この魔法使いは優しいね・・」と子ども心にもしっかり響くやさしく人の幸福を教えてくれるお話です。
老人の願いはなんだったのか??読んでみてくださいね。