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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

あめのひのおるすばん」 みんなの声

あめのひのおるすばん 作・絵:岩崎 ちひろ
案:武市 八十雄
出版社:至光社 至光社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1968年
ISBN:9784783400196
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,572
みんなの声 総数 18
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  • 子供のころを思い出す

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    何歳何カ月までを描き分けるという岩崎さんの繊細な絵に魅了させられる絵本です

    内容も雨の日に一人で留守番する子供の気もちそのままの不安や寂しさまでもが、画面から伝わってきます

    あの水彩画の技術は驚きです

    セリフもあまり多くないので、絵が語る部分が感じ取れるんでしょうね

    時代を超えてまだまだ永遠に読み継がれる絵本だと思います

    投稿日:2011/05/13

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  • すばらしい感性の表現

    小さな女の子が一人でお留守番しています。
    雨が降っています。
    女の子は不安です。
    心細さ、雨に対する感覚、母親への思い、お留守番ができていることへの誇らしさ、女の子の繊細な心の動きが、雨の中でぼんやりとにじんだ感じで表現されています。
    あえて水彩絵具のにじみの中で、そっと表現したところがスゴイ。
    言葉が少ないだけに、絵がすべてを語っています。
    幼年むけに作られた絵本かもしれませんが、この表現力、感性の伝え方の世界を味わうには、心のひだが培われてこなければ難しいようにも思いました。
    岩崎さんにとっても、印刷されて絵の出来上がりを確認するまでには冒険だったのではないでしょうか。
    これほど繊細な表現が印刷機でつぶされてしまったら、失敗作になってしまうような実験的な絵本。
    眺めて飽きない絵本です。

    投稿日:2011/04/29

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  • 少ない言葉と幻想的な絵

    • なぉなぉさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    ひとりでお留守番するときのドキドキする気持ち。この絵本を読むとまさにその気分にさせられるほど、うまく表現されています。
    少ない言葉と幻想的ないわさきちひろさんの絵がその雰囲気をかもし出しています。
    見ても読んでも楽しめる1冊です。

    投稿日:2007/06/28

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  • この絵本の女の子はお母さんを待つけどいろいろなもので紛らわす。雨の中でお留守番はとても嫌になりますよね。曇ったガラスにいろいろ書く。電話が鳴っても知らない人が出ると言いづらいですよね。この女の子は出なかった。たとえお母さんでも。でも、やっぱり、お母さんかなぁと思い、女の子は電話が鳴るのを待つ。少しの時間でも、子供にとってはとっても長い時間ですよね。

    こちらも、少しのお使いをしていたら、もう少しでゲットとなるものを逃してしまいました。なぜなら、寂しくて携帯で戻ってきてと悲しい声で呼ばれました。ちょっとの時間でも本当に待っている人にとっては長い時間ですね。

    投稿日:2007/06/18

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  • 自然と感じられる。

    お留守番をしたがる娘に借りました。
    お留守番をしてるときってどんな気持ちだろう?とか、楽しいんじゃないかな?と考えていた娘。
    絵本を読んで、自然と自分の中で感じ取れたようでした。
    何度も何度も読んでとせがまれましたが、どう理解したのか?と聞いても、「ただ、読んで欲しい気持ちになる。」と言っていました。
    素直に絵本に同感できるところが、いいところだと思いました。

    投稿日:2007/04/24

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  • お留守番の気持ち

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    いわさきちひろさんの描く淡い絵が
    お留守番している少女の心情を映し出しています。
    おかあさん、まだかしら?
    お外は雨、雨だれと、雨の風景が、微妙に少女の心をかき乱します。
    あっ おかあさん。
    絵は無くともこの言葉で全てが伝わります。
    雨の響きに似た絵本です。
    お留守番したことのあるお子さんにも、
    お留守番任せて帰ってきたお母さんにとっても、
    何かしら心に響くおはなしですね。

    投稿日:2006/06/26

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  • 子どもの気持ちがわかります

    一人でお留守番するって、きっとこんな気持ちなんだろう、と感じることが出来ます。まして雨が降っていたら外に出るとも出来ません。電話は昔のものだけど、子どもの心は今も変わっていないと思います。こういった気持ちと経験を積み重ねて大きくなっていくのだろう、と思いました。

    今の親は我が子にお留守番をさせるのでしょうか? ちょっとお買い物、の短いお留守番はさせてほしいです。でもちょっとパチンコへ、は絶対にしないで下さい。まして連れて行くことも。

    この子のおかあさんはどこへおでかけしたのでしょうか?
    いつ帰ってくるのでしょうか?
    「ただいま!」と笑顔で帰宅したお母さんが出てきません。
    結末も意外でした。

    投稿日:2006/04/08

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  • いわさきちひろの世界

    • ぽぽろんさん
    • 20代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子3歳、男の子2歳

    年末実家に帰ったら子供たちが見つけてきました。全然覚えてなかったのでびっくり!なんだか得した気分です。
    これは、いわさきちひろさんが初めて文章も書いた絵本だそうです。そういえば、長野県に住んでいたこともあって、美術館があったなあと思い出しました。私が生まれた年に亡くなってるんですね・・・。

    雨の日に女の子が一人でお留守番をしているお話。女の子の目線で、この子の独り言のような感じですが、これには説明なんていらない。なんだかスーッと引き込まれていきます。独特な色合いで、寂しさが伝わってきます。お母さんが帰ってきて(はっきりとはうつっていなくて、そこだけ暖かな色になっている)、抱きついているところがホッとしますね。

    投稿日:2004/01/07

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  • いわさきちひろさんの描く幻想的な子どもの絵が大好きです。「あめのひのおるすばん」は、誰もが幼い頃に経験したことがあるような懐かしい記憶を呼び起こしてくれます。

    こんなふうに母のことを待っていたことがあったな…と思い出し、最後にお母さんのぬくもりに包まれる女の子を見てホッとしました。今はこんなふうに「誰かを待つ」ということはなくなってきているように思います。まだ携帯電話もスマホもなかった時代の懐かしい思い出です。

    投稿日:2021/09/24

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  • 一人でお留守番

    雨の日に一人でお留守番をする女の子の不安な気持ちが岩崎ちひろさんの繊細な絵と文章で表現されています。
    今では幼い子供が一人でお留守番はないと思いますが、私が子供の頃はあったなぁ。その頃を思い出すような絵本です。

    投稿日:2021/05/31

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