てん」 みんなの声

てん 作・絵:ピーター・レイノルズ
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784751522639
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • 目からウロコ

    • リレカさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、男の子3歳

    画用紙にたったひとつの点が作品になるとは!!常識にとらわれず、こんなものの見方が出来るようになりたいです。子供たちにもこんな広い間口でいろいろなことを受け止めてあげたいです。

    投稿日:2007/12/28

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  • 可能性を広げる言葉

    立ち読みに載っていて、ぜひ読んでみたいと思い、図書館で借りた一冊です。

    お絵描きが大嫌いなワシテが描いた“てん”。
    その“てん”の可能性を、先生が上手く広げてあげていることに感動しました!!

    子どもが白紙だと、大人は「どうして書かないの?」なんて言葉を掛けてしまいがちですが・・・ワシテの先生は一味違います。

    ワシテの先生のように、その子らしさを引き出してあげられる、可能性を広げてあげられるような言葉掛けや、物事の視点を持った保育者になりたいと思いました。
    絵本として楽しむというよりも、保育者として色々と考えさせられ、とても勉強になった一冊でした。

    投稿日:2007/11/23

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  • きっかけの大切さを教えてくれます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    The Dot=「てん」という作品名が先ずユニークで

    す。

    そして、内容はまさに奥深いものになってます。

    副題にある「世の図画嫌いを勇気付ける楽しい絵本」という

    名の通り、主人公のワシテはお絵かきなんて大嫌いだったの

    ですが、点しか描いていない絵を先生は額縁に入れてくれる

    のです。

    それから、ワシテは点を描くことをどんどん追求していき、

    凄く評価されていくのです。

    きっかけは、些細なことであっても、本人にとってはとても

    重要な意味を持つことがあることを教示してくれます。

    ワシテにとっては、この先生との出会いこそが才能の開眼の

    きっかけであって、こんな先生ばかりであればそれこそ学校

    って楽しくなるのではないでしょうか?

    また、きっかけを見逃さないと共に、認めてあげることの大

    切さも教えてくれる絵本だと思います。

    投稿日:2007/08/18

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  • 子どもの可能性を広げる

    • かっぴーさん
    • 30代
    • せんせい
    • 埼玉県
    • 女の子3歳

    この本は、ぜひ保育者になる人には読んでほしい絵本ですね。私も保育者養成校でおススメしています。「子どもの可能性を広げるのは先生次第だなあ」と実感するストーリーです。逆に、子どものやったことや作ったものを上手い・下手で判断したり、大人の固定観念で強要したりすることがいかによくないかを感じさせてくれます。育児や教育に携わる際に、いいヒントを与えてくれるすばらしい絵本だと思います。同時にこの先生のようでありたいと強く思います。

    投稿日:2007/08/09

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  • フトコロの深い先生

    • ぽぷりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 男の子13歳、女の子11歳、女の子7歳

    絵が苦手な子は少なくないけど、
    小さな子どもは みんなお絵描きが好き。
    大きくなるにつれて
    大人の評価によって自信を失い
    嫌いになるのかもしれません。
    絵の評価って 何を基準に決めるんでしょう?
    たとえ小さな点ひとつでも
    その子にとっては大切な作品。
    この絵本に出てくる先生のように
    子どもの意欲を引き出し、
    思いのままに表現する楽しさを
    味わわせてあげたいと思いました。 

    投稿日:2007/06/20

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  • 認めてくれる人・・・

     自分に自信が持てないとき、こんな風に、“そのままでもあなたはすてきよ・・・”と自分のことを認めてくれる人が一人でもいてくれたら、こんなにも世界が広がるんだな〜・・・、と改めて気づかせてくれた絵本でした。人ってすごい・・・。でも、全く逆で、言葉一つで、相手を傷つけてしまったり、やる気をなくさせてしまうこともありますよね・・・。ワシテのせんせいが、「さあ早く描きなさい!真っ白のままじゃない!!」と言っていたら、ワシテはどうなっちゃったかな・・・そんな風にも考えました。
     色々な意味ですばらしい絵本だと思いました。子どもと一緒に楽しむというよりは、大人の方におすすめの絵本・・・かな。

    投稿日:2007/06/07

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  • 何かのきっかけが大切

    お絵描きの時間、何も描けなかったワシテに「何かしるしをつけてみて」と言った先生。
    ワシテは、やけくそ半分に点を1つ描きます。
    それに対し、先生は、その点だけの絵にサインを描かせ、ちゃんと飾ってやるのです。
    こんなふうに接してくれる先生っていうのはまずいないと思うのですよ。
    ふざけるのはやめなさい!と怒られるところでしょう。
    この飾られた点を見て、ワシテは「もっといい点だって描ける」と夢中になって、いろんな点を描き始める。
    何かのきっかけで、子どもが夢中になる。今まで大嫌いだったものが、ちょっとしたきっかけで大好きになるってことはあるものです。特に子どもは、そういう可能性をたくさん秘めている。
    ようはきっかけ。人が学ぶということは、こういう「きっかけ」から始まるんだろうと思います。
    この先生の対応がなんといってもすばらしい。
    この絵本、子どもというよりも、親が読むといいかもしれません。

    投稿日:2007/05/11

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  • 素敵な先生

    ワシテの先生・・・ほんと素敵です。
    子供の描く絵にはとっても意味がありますよね。
    個性ってホント大切です。自分のしるし(サイン)。
    あなたが描いたものは自身をもって良いのだよ。
    うちの娘は絵は得意で大好きな方です。ワシテの色々な点を見て目が輝いていました。

    投稿日:2007/05/08

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  • 含みのある言い回しがステキ

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    しゃれてるな〜、というのが感想です。

    よけいなことは、くどくど言わず、さらっと必要なことだけはビシッと言っている、というか。

    ワシテがどう変わっていったか。
    私は、ラストシーンがとくに、好きです。

    投稿日:2007/04/22

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  • 励まされ、勇気を得られます

    絵が描ける、描けないに関わらずに励まされ勇気を得られる絵本です。真っ白な紙を見て「ふぶきのなかのほっきょくぐまね。」といった先生がすごい。この先生との出会いをもとにワシテは変わっていきます。同時に表情も穏やかになってきます。

    私もこんな先生に出会っていたらなぁ…、と今更思います。学生には「子ども達に絵を描く事や物を作ることを嫌いにさせないで。楽しい!ことを実感させてあげて」と伝えています。絵画製作活動は手先を使ったり、考えたり、試行錯誤を繰り返したりしますから、子どもを心身ともに成長させるものです。不用意な大人の価値観を強要したり、上手・下手といった単純な評価は避けたいです。評価にとらわれないクリエイティウ゛な活動って本当に楽しいですから。

    投稿日:2007/04/11

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