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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

てん」 みんなの声

てん 作・絵:ピーター・レイノルズ
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784751522639
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • ワシテのように

     4歳半孫娘に半年前ぐらいに。
     この間、そう何回も、読んだわけではありません。

     でも、こどもの心に残る絵本は、手にした回数だけではないと思うことがあります。
     代表的なのが、この1冊。

     なにか縮こまった、自信なさそうなとき、「好きに(自信を持って)やっていいんだよ」と言うと、「ワシテのように?」と返ってきます。

    投稿日:2007/04/08

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  • すてきな助言

    読み終えたときに涙が出そうになりました。ワシテのような子供は、もしかしたら問題児として先生から見放されるかもしれません。でもワシテの先生は、本当にすてきな助言でワシテの個性を花開かせてくれました。「てんをかかないで、てんをつくる」なんて、すごい発想ですよね。そしてもっとすばらしいことは、ワシテも小さな男の子に「勇気」を与えたことです。すべてがこんなふうに、うまくいけばいいのに、と願ってしまします。私は、子供のどんなささいな行動も否定しないような大きな気持ちを持ちたいとおもいました。きれいな色の「てん」と、紅茶色の人物のコントラストがおしゃれな感じです

    投稿日:2007/03/14

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  • 感動しました!!

    みんなのおすすめのこの絵本。
    ほんとにほんとによかったです。
    絵をかくことが大嫌いなワシテ(この名前にも意味があるんですね)そんな彼女に先生がとった行動。
    いまやインターネットで自分が誰だかわからないのをいいことに言いたい放題するひとたちがまかりとおる時代。
    自分がしたことに責任と自信をもちたいものです。

    投稿日:2007/03/07

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  • 子育てのバイブルです

    私にとってなくてはならない絵本、「子育てのバイブル」になっています。

    お絵描きの時間が終わっても、ワシテの紙は真っ白。
    先生は「なにか しるしを つけてみて」
    「さて、サインして」と言います。

    次の週、ワシテの「てん」は立派な金色の額縁に入れられて飾ってありました。
    それから、ワシテは色んな「てん」を描きまくり、そして・・・

    先生のこの言葉と行動、なかなかできるものではないと思います。
    親でも、子どもがやらないことを「どうして?」「早く」と言ってしまいがちです。

    子どもは褒められるとやる気が出る。
    皆に認めてもらえると、もっともっと頑張れる。
    私も子どもの頃そうだったなぁと思い出しました。

    私も子どもの言動をゆったりした気持ちで待ち、声をかけたいと思います。

    投稿日:2007/03/03

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  • 目からうろこ!

    • PIROさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    この本はこちらのサイトで知りました。
    はじめての衝撃です。
    こんなにすばらしい事があるなんて!これは実話なのかしら?
    先生は多くを語らない。
    あーだこーだと言い過ぎる自分が恥ずかしくなりました。
    もっと子どもに任せよう。もっと子どもを信じよう。
    そう思えた本です。

    投稿日:2007/02/23

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  • 先生がすばらしい

    この絵本に出てくる先生がとっても素晴らしいって思います。
    子どもは、気分ののらない時とか、『絵を描こう』って誘っても、書きませんよね。
    先生の声がけが、『ほっきょくぐまね!』
    この発想、すごいな〜って思いました。
    子どもにも、こんなかかわり方をしていけたら素敵だな〜って思いました。

    投稿日:2007/02/08

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  • 自分のしるし

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     「キミ子方式」でお馴染みの三原色の絵を知ったのが、20年程前。
    赤・青・黄色の三原色と白の4色で、自分で色を造り、
    下書きなしで直接、画用紙に描く・・・というこの方法に、
    驚きと新鮮さを感じて、子ども達と一緒に楽しんできた。

    この絵本は、その時とおなじような衝撃を与えてくれた。
    お絵かき嫌いのワシテが、ふてくされて描いた「・」一つ。
    その「・」を見事な作品に仕上げた先生。
    まさに、三原色のコンセプトと共通したものがある。
    子どもの時期のお絵かきは、
    心の表現・気持ちの発散・個性の表面化・・など、
    いろんな事がいわれるけど、
    決して、良し悪しを決めれるものではないと思っている。
    お絵かきが、生まれつき嫌いな子なんていないだろうから・・・!!
    自分の描いた絵に、胸を張って
    《じぶんのしるし》をつける事ができる子ども達で、
    いっぱいになってほしいと思う!!
    この絵本は、そのためのバイブルかも!

    投稿日:2007/02/04

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  • 素敵な先生!

    絵を描くことは好きですか。私は好きです。といっても落書きが大好き。
    自分の思うがままに、自由に描く絵は大好きです。
    逆に「これを書きなさい」とか「こうやって描きなさい」っていわれると、上手にかけなくて、とっても憂鬱。

    この絵本にでてくるアシテも、そんなお絵かきがキライな女の子。
    真っ白な画用紙を前にしても何にもかけません。

    アシテはやけっぱちに、画用紙にペンを押し付けて「てん」をかきました。
    するとせんせいが、「ここにサインをしてちょーだい」
    アシテは「自分の名前なら上手にかけるわよ」と画用紙にサインをします。

    翌日。
    アシテの「てん」は金色の額縁に飾られていました。
    アシテは、びっくりして、「こんなてんなら、もっといいのが描けるわよ」と、どんどん、「てん」を描いていきます。
    大きな「てん」、たくさんのカラフルな「てん」、
    「てん」を描かないで「てん」を作ることまで。
    「てん」しか描けなかったアシテは、「すばらしいてん」が描ける女の子になったのです。

    なんてすばらしい先生!
    私もこんな先生に出会いたかったな〜って心から思います。
    私がであった先生は、私の絵をみて鼻で笑いました。
    「なにこれ?」といわれました。

    子どもの心をつんでしまうのは、何気ない大人の一言だったりします。
    逆に子どもの心を羽ばたかせるものも、大人のほんのちょっとした後押し。

    今、息子の絵は殴り書きの段階。
    まだまだ形になっていないし、色も単色使い。
    でも、ここで「こうやって書きなさい」「この色を使いなさい」なんていって、せっかくの子どもの絵を描く楽しみを奪わないようにしなくっちゃ。

    私もアシテのように、いっぱい「てん」を描いてみたくなりました。
    でも、「てんをかいて」と言われたら、普通に小さな点を書くことしか思いつかない私。
    そうか、こんな素敵な「てん」がいっぱいあったんだ〜!と目からうろこでした。
    頭ががちがちになっちゃってるのね・・・。

    投稿日:2007/01/08

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  • すばらしいです!

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、男の子6歳

    この話に出てくる先生、すばらしいです!
    絵が嫌いな男の子を、芸術家にしちゃったんですから!
    私も、このくらい余裕と頭の切り替えが出来るといいのかもしれないです・・・。

    最後に、男の子が、ほかの男の子の書いた『線』に、「サイン書いて!」っていうところで、
    すごい!と思いました。
    この線を書いた男の子も、芸術家になるかも〜って。

    投稿日:2006/11/22

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  • みんなワシテ☆

    誰だって『じょうずに描きたい』『素敵に描きたい』だって、認めてほしんだもの。。大好きな人に、優しい言葉で。
    もちろん、ワシテがなかなか描けないのは、下手だからじゃない。どうしたら周りに認めてもらえるか、考えちゃって頭がぐるぐる…ワシテみたいな子ってきっと最近、沢山いますよね。私も、どちらかというと、描くまでにすごく時間の掛かる子どもでした(笑)
    でも、そんなこと、考える必要なんて全然ない!だって、『てん』一つにだって、その子の想いがつまってるんだもの。大切なのは気づくこと。自分というものを見つけること。そして、そんな手伝いをそっとする大人。。
    《あなたは、あなたでいいんだよ。あたしがちゃんとみてるから。そのままのあなたが素敵なんだよ》
    どんな言葉を掛けるより、どんなご褒美をもらうより、一人の人に認められたワシテの心は満たされたのではないでしょうか。それと同じように、読者も、多くの知識と言葉で《認める大切さ》を教わるより、一人の少女と先生、そして第二のワシテの姿を通して、人が人を認めること、そして、自分を自分で認めてあげることの大切さを感じられるのではないでしょうか。。まるで、ワシテと一緒に《わたし》の存在も包み込んでもらえたような。。何歳になっても、みんなワシテと一緒、認められるとがんばれる。これって、生きていくための一生の宝物になると思う…ワシテの気持ちと一緒に、ページをめくる度に花開いていく温かい絵、温かい言葉、温かい思いを胸に読みたい一冊です。。

    出会った子どもに、そして、お母さんに、お父さんに…そんな素敵な贈り物ができる保育者に、なりたいな☆っと読むたび思い泣いてしまう、さんしょです(恥)

    投稿日:2006/11/13

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