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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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てん」 みんなの声

てん 作・絵:ピーター・レイノルズ
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年01月
ISBN:9784751522639
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • 自信ときっかけ

    ズット読んでみたかった本です。

    この本を読んで、思い出したのは、「からすたろう」
    内容は、違いますが、どちらも共通しているのは”良い先生との出会い”。

    絵がかけなかったワシテに先生は”自信”と、”きっかけ”を与えてくれました。
    ワシテには、”てんよりも上手な絵を描く”という絵を描く理由と”てんでもいいんだ”ということを学び、走り出しました。

    人生で、そんな先生に出会えることはとても幸せであり、自分もそういう存在になりたいと思いました。

    投稿日:2006/10/07

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  • 才能の開花

    なにがすばらしいって、教師のさりげない行動で、少女が才能を開花させていくところが、とにかくすばらしい。

    子供というのは、ちょっと不可思議な生き物で、
    なして、こんなことが出来ないんだ?と思うことが多いです。
    かくいう家もそう。
    「あーしてこーすればいいだけじゃない!!」と叫びたくなることもしばしば。
    まだ生まれて数年しかたっていないんだから、「あーしてこーして」だって、難しいことだってあるってことなんでしょうね。
    でも「んもう!」と子供の前であきれはて、時には叱り飛ばしてしまう私。
    ハイ。重々反省しております。

    ワシテと最後の少年のくだりも、とてもいいですね。

    ただ、やはりこの本の奥深さは、息子にはまだ半分も伝わっていないよう。
    確かにこの本は、誰かに読み聞かせられるよりは、自分で手にとってほしい本かもしれません。
    でも終始読み聞かせの最中、ブスっとしていた息子には、こういいたい。
    「おかーさんは、あんたに絵をかかせようと思って、この本読んだんじゃないのよ〜!!!」

    投稿日:2006/09/30

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  • 素敵な絵本

    4歳の娘にとってはあまり面白くなかったようです。でも大人の私には素敵な絵本でした。
     学校に行けばたくさんの先生に出会いますが、本当に自分にとってのかけがいのない先生に出会う確立はないに等しいですよね。この主人公のワシテはすばらしい先生に出会えて羨ましいです。あと紅茶と水彩絵の具でかかれているなんて驚きです。

    投稿日:2006/09/19

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  • だれにでもできること

    待つこと、認めること、ほめること、枠にはめないこと、いろいろなことを教えてくれるストーリーでした。

    できる・できない、得意・不得意、好き・嫌い、何かと既成のものさしではかって済ませようとしてしまいがちですが、どんなことにも、どんなところにも変化するための出発点はあるということを、ワシテの先生は示しているのだと思いました。

    周りの人のちょっとした働きかけが大切であることも。

    そのようにして、成長することができた人は、次は別の人に働きかける力を持つことができるのですね。

    小さい子どもが読んで、自分自身をワシテに重ね合わせることは難しいのではないかと思いますが、大きくなってから読んだら、きっと気付くことの多い本だと思います。

    投稿日:2006/09/18

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  • 真っ白な画用紙。。。

    • オハ〜ナさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、女の子3歳

    子どもが「下手だから 絵を描きたくない」と言って
    画用紙を渡しても、ワシテと同じように ずっと真っ白のままでした。。。
    そんな時この絵本を思い出し子どもと一緒に読んでみました。
    読み終えると なんだか子どもも自信をもったようで
    その後は 上手い下手ではなく じっくりと絵を描くことに取り組んでいました。

    ワシテの先生のようにというのは なかなか難しいことだと思いますが、
    親として 子どもの可能性を上手く伸ばしてあげれるような言葉がけをしていきたいと感じた絵本でした。

    投稿日:2006/09/18

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  • みとめること

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    腹立ちまぎれに書いた小さな「てん」
    自分のコンプレックスにはどうしようもないいらだちがある。
    サインをしなさい。と先生に言われサインぐらいできるわよ!
    とサインをするとその小さな「てん」の絵はピカピカの額に入れて飾られてた。もっと上手な「てん」だって書けるわよ!と
    どんどんいろんな「てん」をかきあげていきます。
    先生、えらい! 子供の気分を害さぬ様、遠まわしにお尻をたたき、あなたはこんなに上手に書けるじゃないとメッセージを送る。自分に自身が持てる様になると人を認めることも出来るのではないかと思う。

    投稿日:2006/09/06

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  • こんなきっかけが必要なのですね。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    お絵かきが 苦手で大嫌いな女の子 ワシテ。
    先生のちょっと気の利いた関わり方で ワシテの絵に対する意識が大激変☆
    不得意が 得意に変わる時って こんな感じなのかもなぁ。
    「認められることは 大きな喜びであると共に 自信にもつながり そしてやる気が湧き出してくる」
    というプロセスを この小さな絵本に教えられました。
    そういえば 夏休みの宿題だった 絵画や作文、自由研究など
    自分は子供に どんな言葉を掛けてあげられたかなぁ…と振り返り かなり反省。
    お絵かきに限らず 色々なことに活かせる教えをもらえた絵本でした。

    投稿日:2006/09/06

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  • 【とりあえず】は魔法の言葉

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子8歳、女の子6歳、女の子3歳

    私の愛読書に、中山庸子さんの「『とりあえず』の魔法」があります。
    この絵本を読んで、中山さんの このエッセイを思い出しました。
    いきなりスゴイことを成し遂げるのは無理だけど、自分にも出来ることはある。
    それならまずは自分に出来ることから第一歩を踏み出してみよう、という内容です。
    一歩一歩が積み重なって、いつしか実績を積んでいることに気付くのです。

    ワシテの先生は、そのことを知っていたんですね。
    そして温かい視点や、先生にしては型外れな一面も持ち合わせていた。
    ワシテの描いた点にサインを書かせて 作品として仕上げ、
    また それを立派な額に入れて飾ってくれたことは、ワシテにとって
    認めてもらえた嬉しさと自信につながったことでしょう。
    人は誰かに何かを認めてもらえて喜びを感じた時、そのことに面白みを覚え
    探究心も芽生えて、飛躍的に実力を伸ばすことが出来ます。
    私も娘たちのことをもっと褒めなくては、とちょっと反省しました。
    学校の美術展で「定規を使っても真っ直ぐに線をひくことが出来ない」という男の子に
    自分が先生にしてもらったのと同じ指導方法で教えようとする姿勢には
    自信や凛々しさすら窺え、魅力的だと思いました。
    娘たちはワシテが絵を描くのかと思ったら、描いたのが「点」だった上に
    先生に褒められていたので、その意外性が単純に面白かったようです。
    ストーリー構成もきちんと成立していて、内容的にも本当に素敵な作品だと思います♪

    投稿日:2006/09/02

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  • そんな先生に出会いたい

    人は、出会う者・物・言葉によって自分の人生を大きく左右されるものだと私は思っています。そして、自分の子供に出会ったのも、子供だけでなく親も成長するためにだと実感してます。

    この本は、まさしくそんな感じの絵本です。
    おえかきのじかん ワシテは 画用紙に何も描けなかった。
    けど、先生は その白い画用紙を見て、
    「あら! ふぶきの なかの ほっきょくぐまね」と言った。まず、こんな言葉を出す先生は今はいない様に思う。
    時間に押される様に生活している現代、きっと「何でもよいから早く書きなさい」というのが現実的。
    そんな先生に出会って、人生を左右されてみたいです。

    投稿日:2006/07/23

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  • 先日「絵本ナビ」からの受信を拝見しました。思わず感想を書きたくなりました。実は絵に対して「自分は絵が苦手だから嫌い」といつも言い、コンプレックスをもっていた息子。「お母さんはあなたの描く絵すきだけどなあ〜そのままでいいんだよ。」といつもはなしたし、絵を飾ったりしていましたが、早くから園に入っていた周りの友達の絵をみて「うまくかけない」という息子。そんな時、書店で見つけた一冊。部屋に飾っておくと子どもが取り出し夜よく親子で読みました。宿題の画用紙を前に固まっていた息子に 「てん」の話をしました。 しばらくすると 自然に手が動いていました。今では 好きなものの絵は好んでたくさん描くようになりました。たしかに周りをみると子どもがここまでかくんだあ〜とびっくりすることはあります。親ばかだと思われるかもしれませんが息子の絵は、なにより心が癒されます。育児に対しても自分のことに対しても心に何かを残してくれたと思います。私たち親子にとって心に残る一冊です。

    投稿日:2006/07/12

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