小学校2年生の女の子が一人で、深夜の急行列車で、おばあちゃんの住む青森駅に向かいます。その車中での物語です。
息子は3歳ですが、電車好きなので、いけると思い借りてみました。
上野を発車する際には、女の子はあまりの心細さで後悔するほど。ホームのお母さんも心配そう。
私も姉と二人だけで電車に乗ったのは、2年生でしたが、やっぱりちょっと心細かった。
しかも降りる駅を間違えてもうちょっとで大事件になるところでした。
そんなこんなで、2年生で、深夜の急行列車はちょっと怖すぎますが、そこは絵本です。
リアリティは求めません。
途中乗車してくる魚たちの描写はちょっと怖いですが、冒険ものにはスリルとサスペンスは不可欠です。
これがあるからこそ、盛り上がるんです。
今はもうなき上野発の夜行列車。(急行)。
時代を感じますが、一人で電車に乗る冒険ものは子どもも感情移入して聞いてくれます。
お話としてはとてもおもしろかったです。