最近、グレイニエツさんにはまっています。
表紙いっぱいに描かれた、美しい花びらをもつにじいろの花、どんなお話なのだろう?とワクワク手に取りました。
期待を裏切ることなく、心がポカポカする素敵なお話でした♪
太陽の光に誘われて咲いた1輪のにじいろの花。
次々にやってくる、困った顔の動物たちに、1枚1枚花びらを差し出します。
見開きいっぱいに描かれた、動物たちの満足げな様子が、とってもいいです。
次は何の動物だろう?
何色の花びらをあげるのかな?
シンプルな繰り返しのようでありながら、当てっこゲームのような楽しみもあり、子どもたちもすっかり気に入ったようです。
折れて、枯れて、雪におおわれてしまったにじいろの花が、どうなるのか・・・???(明るい色から、暗い色へ、そして真っ白から、明るい色へ・・・という変化がみものです!)
命が繰り返す自然の営みや、思いやりの大切さなんかが、全然意図的ではなく、絵本を楽しむうちにじわじわっと伝わってくるのがいいですね。