佐野さんらしさをたっぷり味わえる絵本です。
大好物のさばに追いかけられ、逃げながら「おれはねこだぜ!」と叫ぶねこの表情、映画館内のシーンは圧巻です。
この本を特に喜んだのは長男(小4)でした。
特に、昼にさばを食ったばかりなのに、「こんやはひさしぶりに、さばでもくうか。」という台詞に大ウケでした。
さばの大群に追いかけられたら、自分だったら大喜びでつかまえまくるのに・・・と言っていましたが、きっと実際にそんな目に遭ったら、誰だって逃げ出すものなのよ。
茶色1色で描かれた絵も、シンプルで素敵です。