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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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  • ためしよみ

花さき山」 みんなの声

花さき山 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1969年
ISBN:9784265908202
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,494
みんなの声 総数 103
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103件見つかりました

  • 山んばだけが知っているあなたの優しさ

    他の方のレビューを拝読すると、いろいろな考え方があるのだなあと気づきました。わたしは、ただただ息子が気に入っているので、たびたび読んで聞かせていました。

    もちろん、わたしが子どもの頃からあった本ですが、今読むのと子どもの頃に読むのとでは、感じ方が違うように思います。

    「どうして『花さき山』が好きなの?」と息子に聞いたところ、「山んばが出てくるところと、花がたくさん咲くところが面白いから」と言っていました。

    たしかに息子は、この作品の根底に流れる「自己犠牲に基づく優しさ」など、まったく理解していないと思います。でも不思議と子どもの心を引きつけるのは、きっと何か魅力があるからなのだと思うのです。

    大人の解釈としては、「だれも見ていなくても、あなたの優しさは花さき山の山んばだけは知っているよ」というメッセージかな、と捉えていますが、いかがでしょう?

    投稿日:2011/05/07

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  • 昔は怖かった

    大人になって見てみると素敵な絵本てたくさんあるなぁと改めて思いました。
    子供の頃は鮮やかな絵本が好きだったので、暗いイメージがあるこの絵本は苦手でした。
    でもいまになると、黒の中に咲く花がとてもきれいだなぁと思います。
    話も心にすっと入ってきました。

    投稿日:2011/04/08

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  • 感動しました

    斎藤さんが大好きです。
    代表作のモチモチの木や、ふき、半日村…などなど
    たくさん良い作品がありますが、私はこの花さき山が一番好きです。
    自分をとても優しくしてくれる本だからです。
    子どもたちにも素直にこの本に描かれている事を
    受け止めてもらいたいなと思います。
    次の自分の誕生日に購入しようかなと思っています^^

    投稿日:2011/03/01

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  • 日本の名作

     この美しくも畏怖の情を感じる語り文や絵が心に残っている人は
    各世代にたくさんいるのではないでしょうか? 私もその一人です。
     内容は忘れていたので、今回読み返してハッとしました。
    こんなにも素敵なお話だったのだと、再確認したからです。

     6年生の読み聞かせで読みました。
    今を生きる子供たちには、どんなふうに心に残るのでしょう。


     我慢したり、辛抱したり、切なくなる。

    つらい負の感情です。

     でも、誰かのためにそんな気持ちをもつことを善し思える人に、
    私はなりたいです。
    心の中に、花さき山を描き、にっこりできる人になりたいです。

     これからも、色々な人に読ませてもらいたいと思います。
    いつまでも継承していきたい日本の名作だと思います。

    投稿日:2011/02/24

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  • 凛と咲く花を心に持ちたい。

    • まゆしおんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    何度読んでも、読後には、心が凛となる瞬間がある。
    山という、大自然のなかで、凛として咲く花のように、
    わが子たちの心の中にも花がある子で居て欲しい。
    自分もそうでありたいし、そう、ならなくては・・・と思わされた。

    投稿日:2011/01/30

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  • 花がひとつ

    • えぐもさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子21歳、男の子19歳、女の子16歳、女の子13歳

    とても好きな本です。
    小さい時に「いいことしているんだから褒めて!」と思いながら「いい事」を探していた時期がありました。
    そんな時、母に言われました。「褒められたいよね。難しいけど、褒められなくてもいいこと出来るようになろう。誰か必ず知っているし、本当の素敵なことは、誰も見てなくても出来ることだよ」
    すごく難しかったです。
    今も、あります。誰も分かってくれない!と・・・

    子供もそうなのかもしれませんが、私も、「今、花が咲いた」と思えたら、誰も・・・という気持ちからさよならできるかもしれません。

    投稿日:2011/02/08

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  • 斎藤・滝平作品の中でも構成・展開が・・

     斎藤・滝平作品の中で、この作品はお話の構成・展開が素敵だと思います。

     扉絵で、主人公のあやが山へ入って山菜取りをしに来た事がわかります。
     開いて、突然山ンばの語りが始まり、一気に惹きつけられます。

     その語りの朗々とした文に読者は瞬くとりこになり、先へ先へとこの山ンばの話に聞き入る事でしょう。
     そして、あやが今まで見た事も無い綺麗な一面の花のページの絵に読者も魅了されます。
     
     自分の事より人のことを思い、辛抱するその優しさや健気さで咲くという花に、確かにこんな風に見えたら素敵な眺めで、さらに『自分も善行を・・・』という気持ちにさせてくれるおはなしです。

     読み終えて、表紙絵を再び眺め、あやの浴衣の模様の意味が読者に改めて伝わってくる心憎い作りです。

     花さき山の花は、今の世にどれだけ咲いているのでしょうか?
     昨日より今日の方が花数は増えているのでしょうか?

     この世に生を受けたものとして、他者の力になれる喜びを知り生きて行って欲しいと息子を眺めしみじみと思いました。
     そのためには、辛抱・忍耐、これこそが真の強さ、そして真の優しさである事をゆっくり伝えて行きたいと思いました。 

    投稿日:2011/01/29

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  • 子供が成長するのを待ってました

    絵本クラブ対象

    • ドレミ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、女の子1歳

    こういう本の面白さがわかるようになるまで待って待って…、
    とうとう上の子(5歳)に読ませましたよ。

    この表紙で、怖い話が苦手な上の子はややびびり気味。
    でも、読みはじめると食い入るように、吸い込まれるように聞いてました。
    妹がいる登場人物のあやと、自分が重なる部分があったからかもしれません。
    最後に感想を聞くと「面白かった!ぜんぶ!」と。
    なんとなく下の子にさらにやさしくなったように見えるのは気のせいかな。
    さて、次は「モチモチの木」かな〜?

    投稿日:2010/11/17

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  • 我慢の気持ち

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    昔からある本ですが、子供の頃はあまり好きではありませんでした。
    絵も暗くて怖い感じがしました。

    今日たまたま図書整理をしていて久しぶりに手に取りました。
    大人になって読んでみて、その内容の深さに驚きました。

    我慢をする心を持つとその涙で花が咲く。

    なんだか切なくなりました。
    山姥の話は娘の心を打ち、自分も我慢をしようと思います。
    きれいな花の咲く場面ではジーンとしました。

    意味がわからなくても怖そうでも子供の頃に一回読みたい本です。

    投稿日:2010/10/13

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  • 心が洗われます。

     10歳の女の子あやは、山で迷って一面の花の咲く場所でやまんばに出会う。やまんばは、その花は、人間がやさしいことをひとつすると咲くと教えてくれる。 あやは、妹のために新しい着物を作ってもらうのをがまんする。その気持ちが、美しい赤い花を咲かせた。
     山も、やさしいことをしたときに生まれるという。
     最近、優しいことをしたかなと、自分の心を深く見つめなおすきっかけを与えてくれる絵本です。 
     どこかにきれいな花が咲いてるなと、想像するとやさしいことをするのが楽しくなりそうです。
     わが子にも、誰かのために役立つことができる子になってほしいなと思います。
     美しいきり絵にウットリです。

    投稿日:2010/08/26

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