飼っていた犬が死んでしまうお話、そう感じていたのでなかなか手に取ることはありませんでした。先日テレビで、盲目の少女が点字にしたこのお話を朗読していたのを見てとても感動したので、ぜひ読んでみようと思いました。
エルフィーという名前の響きがいいです。小さな頃から一緒に生活していた様子がとてもよくわかり、その死の瞬間は、やっぱり涙が出てきました。
実家にも15歳の老犬がいるので、なおさら悲しくなってしまいました。でも、この絵本に教えられました。私は実家を離れてからは、実家の犬に大好きだとか、昔みたいにあまりなでなでしてあげたりしていなかったなあと。(子供たちにアレルギーもあるので・・・。)もっともっと一緒の時間を大事にしたいと強く思いました。
長女は最近死ぬということは悲しいことなんだとわかってきていて、読み終えたら「しんじゃってかなしいー」と泣いていました。でも、この絵本が伝えたかったことをお話してあげたら、「ままもしむの?」「ぱぱもしむの?」と、たくさん聞いてきました。だから、いつかは死んでしまうけど、大好きだって言うことは、大切なことだと教えてあげました。読み終えてからいろいろ考え、話し合えるいい絵本だと思います。数年後、ぜひ教科書でも出会って欲しいです。