愛するものが年老いて、とうとう天国へと旅立っていく・・・。
だれもがその日を迎えることは
この世に生を受けた段階で宿命付けられている。
だから、その日まで、精一杯生きる。
先日、私の父が亡くなりました。
家庭では横暴な振る舞いの父を
私は最後まで好きになれなかった。
亡くなった時、「この人は幸せに生きたのだろうか」と
第3者のような気持ちで亡骸を見つめた。
自分の心がこの本に近づきすぎてうまく受け止められない・・・。
私は父を愛していたのだろうか・・・。
娘はこの本を読む時
「ずっと大好きだよ」というフレーズを聞くと
私の顔を見て、にっこりし
「おかあちゃん大好き」と抱きしめてくれる。
娘の素直さがうらやましい。