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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ずーっとずっとだいすきだよ」 みんなの声

ずーっとずっとだいすきだよ 作・絵:ハンス・ウィルヘルム
訳:久山 太市
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1988年11月
ISBN:9784566002760
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,215
みんなの声 総数 162
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162件見つかりました

  • 娘の笑顔

    愛するものが年老いて、とうとう天国へと旅立っていく・・・。
    だれもがその日を迎えることは
    この世に生を受けた段階で宿命付けられている。
    だから、その日まで、精一杯生きる。
    先日、私の父が亡くなりました。
    家庭では横暴な振る舞いの父を
    私は最後まで好きになれなかった。
    亡くなった時、「この人は幸せに生きたのだろうか」と
    第3者のような気持ちで亡骸を見つめた。
    自分の心がこの本に近づきすぎてうまく受け止められない・・・。
    私は父を愛していたのだろうか・・・。
    娘はこの本を読む時
    「ずっと大好きだよ」というフレーズを聞くと
    私の顔を見て、にっこりし
    「おかあちゃん大好き」と抱きしめてくれる。
    娘の素直さがうらやましい。

    投稿日:2007/12/27

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  • ペットの死は哀しいけど。。。

    小学校1年生の姪の教科書に一部分だけこの『ずーっとずっとだいすきだよ』が載っています。学校の先生はいい話だから、買うか図書館で探して読んでみなさいといったそうで、姪っ子は図書館で一生懸命探してこの絵本を借りました。
    一匹の犬が主人公の男の子と一緒に暮らして、男の子が大きくなるにしたがって、犬も年老いて死を迎えるまでの話です。絵もこの絵本の内容にあって、どこかちょっと可愛くてどこかちょっと寂しい絵です。文もなんとなく静かに抑えている口調だけに主人公の男の子の哀しみが手に取るようにわかります。

    以前姪っ子が3歳のときに私の家でペットのセキセイインコの黒が死んでしまい、庭の片隅に埋めてあげました。姪っ子にはゲームのペットはリセットできるだろうけど、生き物のペットには死ぬときもあるのだと学習したようです。

    このずーっとずっとだいすきだよも犬好きだけじゃなく、猫好きも鳥好きも金魚好きだけじゃなくペットを飼っている子供たち、そして今から飼おうとしている子供たちにも読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2007/12/13

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  • 死を正面から受け止めて

    我が家にも犬がいます。私の分身とも言える存在ですが、いつか別れなければならないときがくることを考えると、とても怖いと思っていました。

    でも、この本を読んで、ずっと大好きって毎日言ってあげていれば、この本に書いてある通り、たとえ死が訪れたとしても後悔はなく、安心しておくってあげることができるのかもしれないと思いました。

    もうすぐ三歳になる息子が、最近、生き物の死ということについて、いろいろと聞いてくるので、この本が適切だと思ってみてみましたが、自分自身が教えられることがたくさんありました。

    生き物には死があること、だから一緒にいられるわずかな間は優しく接してあげなければいけないことを、この本によって息子に伝えていきたいです。

    投稿日:2007/11/03

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  • “ぼく”の気持ちで。

    「エルフィーのことを、はなします。」
    という言葉で始まる、男の子の優しい語り口が好きです。
    このセリフで、いっきに“ぼく”の話しに引き込まれ、
    男の子の気持ちを感じとることができるから。

    やっぱり言葉って大事だなって思わせてくれる1冊です。

    言葉にして、声に出して、伝えるということ。

    「ずーっと、だいすきだよ」と毎晩エルフィーに言っていた男の子は、
    伝えるということを知っていたのですね。

    私もいっぱいいっぱい子どもに“だいすき〜!”って言いたい。

    投稿日:2007/10/20

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  • 死に直面しないからこそ

    犬のエルフィーと「ぼく」は仲良く、一緒に大きくなります。でもエルフィーはだんだん歳をとり、死んでしまいます。エルフィーは毎晩寝る前にエルフィーに「ずーっとずっとだいすきだよ」と言ってあげます。
    死んでしまってからは伝えられない気持ちを伝えようというメッセージがこめられています。
    2歳の息子はどれだけ分かっているか分かりませんが、エルフィーが死んでしまうページはいつもとても悲しそうです。子供もそうですが、大人の私も大好きな人にいつでも好きだと伝えることが大事だなあと思い起こさせる絵本でした。胸がジーンとする絵本です。
    最近の子供は死に直面する機会が少ないからこそこういう絵本が大事だと思います。

    投稿日:2007/10/20

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  • 色々なことを教えてくれた本

    最近本棚を整理していたら本棚の隙間からこの絵本が出てきて幼稚園の時に書いた自分の名前が載っていて懐かしく思い、書き込みしてみました。この絵本は、幼稚園からのプレゼントで貰った絵本です。

    本当に生き物を大事にするということを教えてもらったような気がします。
    この絵本を読んでいると家の愛犬もいつかは天国に逝くんだろうと思います。
    今年で15歳の愛犬です。
    この絵本を読んでいるとなんだか涙が出てきてしまいますね。

    投稿日:2007/08/14

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  • 思い出の1冊

    私がこの絵本を買ったのは、幼稚園の頃から
    飼っていた愛犬が死んでしまった時です。

    それはもう20歳の時でしたが
    本屋さんでこの本に出会い
    一生忘れないよ。大好きだよ。という
    思いでこの本を買いました。
    最初読んだ時は涙がとまりませんでしたが
    今では時々読んでは思い出しています。

    生き物とのツライ別れ。
    絵本なら小さな子にもちゃんと伝わると思います。

    投稿日:2007/08/10

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  • ペットとの別れ・・・。

    ペットとのお別れ(死)の絵本ですね。

    ペットを飼ってる人は避けては通れない問題です!

    私も5年前に猫を亡くしましたが・・・!

    この子と同じで悲しかったけど気持ちはらくだったかも。

    この子みたいに「ずうっと大好きだよ♪」とは言わなかったけど・・・長生きで老衰だったし・・・何よりも家族全員で
    可愛がっていたので・・・ね♪

    ☆孫は今5歳だけど・・・産まれる前から犬がいました。

    この子のように後悔しないといいなあ!

    投稿日:2007/08/06

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  • 思いをことばに

    • モモ太郎さん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子6歳、男の子5歳

     この本は、息子の小学校1年生の国語の教科書に載っていました。
    音読の宿題で、何度も何度も、私が息子に読み聞かせしてもらっていました。

     子供の頃から一緒に育ってきた愛犬エルフ。
    ぼくの成長とともに歳をとって、おじいさんになってしまったエルフに、毎晩毎晩「大好きだよ」って伝え続けていたばくは、悲しい別れでも、どこか気持ちが楽だった・・・・

     心の中で思っている気持ちは、ちゃんと相手に伝えなきゃいけない。 そんなメッセージを子供でもわかりやすく教えてくれる絵本。
    とても大切なことだけど、なかなか思いを表に出さない日本人には難しいことかな。特に年齢が上の人ほど難しいのでは。
     作者が西ドイツ生まれで、現在アメリカ在住ということ。
    アメリカらしい絵本だなぁと思いました。

    投稿日:2007/06/28

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  • 大好きな絵本です。

    リクエストが多くて、読みました。どうしても泣き声になりそうになるので、みんなの前で読みたくなかったのですが。
    なんとか泣かずに読めましたが、みんなも優しい顔をして聞いてくれていました。「表紙の絵がすごく好き」と話すと「見せて見せて」と大騒ぎでした。そして『うちの子にもいつも「だいすきだよ」って言ってるのよ』と話しました。子どもは、自分で経験しなくても、この話のような事って心に残ると思いました。

    投稿日:2007/06/21

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