前々から気になっていた本で、今回読み聞かせの課題図書ということで、
読む機会に恵まれました。
ラチ少年は弱虫なので一人ぼっちで絵本の世界に閉じこもるような子。
絵本のライオンに心を寄せていると、ある日ラチのところに現れて・・・。
ライオンが一歩踏み出す勇気をくれたのでしょうか。
ライオンと一緒だと全然怖くないのです。
誰しもラチのような弱虫な所を持っているもの。
だからこそ、ラチに共感できるし、ライオンの登場に嬉しくなるのですね。
ライオンとはいっても、ポケットに入るかわいいライオンなので、
よけいに親近感が湧きますね。
「君の力を信じて!」というメッセージを感じます。
さすが、読み継がれてきただけの名作ですね。