”ラチは、せかいじゅうで いちばん よわむしでした”
読んだ時娘は「二番目はゆうたん?」と間髪置かず訊いていました。
だけど、弱虫なのは、絶えずいろんなことを勝手に妄想し、鬱々と
してしまう、親である私の方なのだと思うのです。
せかいじゅうでいちばんよわむしだったラチが、つよくなったように、
私もつよくならなくちゃ!と思いました。
らいおんと、ラチといっしょにたいそうしたいです。
つよくなるのには時間がかかるだろうから、らいおんにはそばにいて
もらわなきゃなりません。
だからきっとこの絵本はずうっと私の手元に。
小さな子どもに絵本は必要だけれど、もしかしたら大人こそ、こうい
った絵本が必要なのかもしれないなあと思います。