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ミロとまほうのいし」 みんなの声

ミロとまほうのいし 作:マーカス・フィスター
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1998年
ISBN:9784062619813
評価スコア 4.75
評価ランキング 850
みんなの声 総数 15
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  • 得ること、与えること

    まほうのいしが本当にキラキラしていてとってもキレイです。
    2つの結末が用意されていますが、「かなしいおわり」の方は
    ねずみたちの表情や動きに、こちらが不安な気持ちになるくらいでした。
    自分で読めるようになったら、是非読んでほしい本でした。

    投稿日:2010/04/09

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  • 深いです

    2通りの結末があるということで、おもしろそうだなぁと思って読んでみました。

    マーカス・フィスターさんらしく、小石がキラキラしているのもきれいです。

    悲しい結末を読んで、現在の地球環境を連想しました。
    限られた資源は大切にしなければいけませんね。
    大事なことを考えさせられる一冊です。

    3歳の娘にはまだ少し難しい内容でした。
    小学生くらいになったらまた一緒に読みたいと思います。

    投稿日:2008/03/29

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  • 2つの終わり方を選べる絵本

    『にじいろのさかな』でお馴染み、マーカス フィスターさんの絵本です。
    この『ミロとまほうのいし』は、表紙や、絵本の中にある”金色に光る石”が印象的。私もきらっと光る石に惹かれて、この本を手に取ってみました。
    そして、もう1つ特徴的なのは、この本は縦長の絵本なのですが、前半のお話は普通に進み、後半のお話は終わり方を選べる、ちょっと変わった絵本です。”しあわせな おわり”と”かなしい おわり”2つのストーリーが並んでいて、どちらかの終わりを選ぶ事が出来ます。
    子供と読み進めていて、始めは”しあわせなおわり”を選び、読み進めました。”しあわせなおわり”を読んだ後はやはり”かなしい おわり”も気になってしまい、いつも両方読んでしまいます。”かなしいおわり”の方は悲しいだけではなく、教訓も含まれた良い内容になっているなと感じました。
    金色に光る印刷が施されている石や、魅力的な絵と共に、お話も楽しめる1冊です。

    投稿日:2007/05/04

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  • 光り輝く石!

    表紙からでも感じられると思いますが
    この小さなねずみ、ミロが抱えてる光り輝く石。
    この石を取り巻く小さなねずみたちの未来を描いたお話しです。
    途中から「しあわせなおわり」「かなしいおわり」の2つの運命に分かれるのですが
    そのカギを握るのは年寄りねずみの存在。

    この2つのお話しの展開がどちらを先に読むのか選択する
    読者の運命をも左右してるかのようで、吸い込まれていくような感じがしました。

    私だったらどうするかな?
    読後だから言える事も、その場を過ごしてるねずみたちには
    なかなかどうして良いのやら判断しかねます。
    その心情をうまく捉えて、途中から分離する形に構成したのかな〜?
    って感心!
    さあ、みなさんならどの運命を選びますか?

    投稿日:2007/04/26

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  • 絵も文も大好きです

    まず一番に気に入ったのは、なんといってもマーカス・フィスターさんならではの色彩と絵の美しさです。なかでも、キラキラ光る石には子どもだけでなくきっと大人も目をひきつけられることうけあいです。絵だけでなく、内容にも工夫があります。この本には、「しあわせなおわり」と「かなしいおわり」の二つの結末が用意してあるのです。この本を読む前は、しあわせなおわりだけでいいのでは、と思いました。しかし、二つのおはなしを読み終えたときそのすばらしさがわかりました。出発点は同じなのに、二つのストーリー展開がある。それは、その時にどういう行動に出るかで決まってしまう。この本は、人生における選択が、その後の人生を大きく変えるのだということを教えてくれる本です。こどもと読むときには、是非どうして「しあわせなおわり」だったのか「かなしいおわり」になってしまったのか考えながら読んであげたい作品です。

    投稿日:2006/12/07

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