言われてみれば、本当に信号機って規則正しく動いていて、
動くのが当たり前のような存在ですよね。
そこにピントをあてた作品で、淡々とした文でありながら
ユーモアたっぷりな絵本です。
但し、信号機がどういうものであること、それから、
信号機は、青・黄・赤→青・黄・赤という順で規則正しく動く
機械であることが分かっていないと、この本の内容の面白さと
言葉の面白さは半減していしまうかと思います。
ウチの子にこの本を買ったのは2歳の時で、たくさん乗り物が
出てくるからと思って選んだのですが、いまいち、面白さが
分かっていないようでした。
4歳を過ぎた今は、ぴかくんがめをまわして、正常でなくなり、
赤・黄・黄とめちゃくちゃに点灯し始める場面になると、
その面白さが分かるようでゲラゲラ笑い出します。
この本こそ、適齢な時期がある良書かなと思います。
お薦めです。