季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

いもうとのにゅういん」 みんなの声

いもうとのにゅういん 作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1987年02月
ISBN:9784834001617
評価スコア 4.81
評価ランキング 276
みんなの声 総数 136
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136件見つかりました

  • 優しさに包まれます

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子2歳、男の子0歳

    おねえちゃんの優しさがじわーと伝わってきて
    とても温かな気持ちになります
    兄弟っていいですね
    いつも喧嘩ばっかだけど、一番近くにいて
    何が喜ぶか、元気つけられるかわかってるんですよね

    親子ともに大好きな絵本です

    投稿日:2011/03/13

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  • あらためて感じる想い

    • マヨコさん
    • 30代
    • その他の方
    • 神奈川県

    弟や妹がいるお兄ちゃん、お姉ちゃんて、
    とてもしっかり者で、そして人一倍に優しいんだなあ…と、
    この絵本を読んでみて、あらためて感じました。

    私にも兄がおりますが、子どもの頃はケンカも多く
    『お兄ちゃんてすごく意地悪、嫌いだ!』
    …なんて、ケンカするたびに思ったりしていました。
    それでも、私が風邪をひいて熱を出したり、病気で入院したときには
    私のために大好きなお人形やぬいぐるみを家から持ってきてくれたり、私が好きな漫画本を持ってきてくれたり、
    優しくて思いやりのある一面を見せてくれたこともありました。
    ケンカをすることがあっても、妹の私にはいつも優しくて、
    大好きで自慢だった私の兄。

    絵本の中の、あさえの妹に対する優しい想い。
    どことなく子どもの頃の兄によく似ているなぁ…と、
    この絵本を読むたびに、私はいつもそんな子ども時代を思い出します。

    【いもうとのにゅういん】

    兄弟、姉妹って、本当にいいものだな…と思えるような、
    とても優しい気持ちにさせてくれる、素敵な一冊です。

    投稿日:2011/03/02

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  • おねえちゃんに。

    • よにんこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳、女の子1歳

    我が家の3番目、4歳の長女が先日
    1歳の妹に、
    自分の大事にしていたウサギのぬいぐるみを差し出して
    「これ、るり(妹)にあげるね。
     はな(自分)は(ぬいぐるみ)ふたつ持ってるからね」
    と。
    それまでは、なかなか貸してあげなかったウサギを
    妹にあげました。

    その、何日か前に、この、いもうとのにゅういんを読んだんです。

    しばらく前から、ときどき、何度か、
    この本を「よんで」と持ってくることがあって。

    わたしも、お姉さんだから、と思ったのかな。

    ハハである私も、本の中のお母さんのように
    我が娘のこと、お姉さんになったのね、とじーんとしました。

    赤ちゃんだった妹が、少しずつ大きくなってきて
    姉と、妹との、関わりが出てきた今日この頃。
    そんなときに、やさしいおねえちゃんのできごと。

    そんな思い出と、一緒に、心に残る一冊になりそうです。

    ちいさいお姉ちゃんに、ぴったりの絵本です。

    投稿日:2010/11/30

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  • 表紙からも語られる物語

    「あさえとちいさいいもうと」の続編ですね!
    それに気づいた時点ですごくテンション上がりました。

    妹のあやちゃんのいたずらに、ちょっとイライラ気味のあさえ。ところがあやちゃんは盲腸炎で入院することに。あさえは、お見舞いに何を持って行こうか、一生懸命考えます。

    今回もまた子供だけで放置されてしまうわけですが…。これは賛否両論あるでしょう。しかし、あさえの不安な気持ち、心細さってお母さんが不在だからこそしっかり描かれるわけで、一緒に病院について行ってたらこの成長物語は成立しなかったでしょうね。

    表紙と中扉の絵が、あさえがほっぺこちゃんをどれだけ大切にしているかを物語っています。そのお人形を抱いて眠るあやちゃんの寝顔が背表紙に描かれているのですが、眺めているとじ〜んときてしまいます。あさえのいじらしさ、成長、姉妹愛、全てが伝わってきます。

    素敵な絵本です。

    投稿日:2010/11/18

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  • 妹を思うお姉ちゃんの気持ちに感動

    あさえとあやちゃんが少し大きくなって、あやちゃんの入院を機に、あさえがまた一つ成長するというお話。
    妹の自我が出始めると、おねえちゃんは大変になりますよね。
    お姉ちゃんだってまだ子供なのに、妹の方が小さいからって我慢しなくちゃいけなくなって。

    あさえが幼稚園に行っている隙に、あさえの大切にしているお人形「ほっぺこちゃん」と遊んで元の場所に戻さないあやちゃん。
    あさえは、そんなあやちゃんを叱ります。
    でも、あやちゃんが入院することに…。突然の入院で、ママはあやちゃんと一緒に病院へ出かけてしまいます。

    お父さんが帰ってくるまであさえは一人でお留守番。
    雷がなって怖いかった時、大切なほっぺこちゃんを抱き締め、ほっぺこちゃんに語りかけます。
    「ほっぺこちゃん、ほっぺこちゃん、あやちゃんはだいじょうぶよね…」と。
    さびしかったんでしょうね、あやちゃんが心配だったんでしょうね。
    ほっぺこちゃんは、あさえが心細かった時、そばにいてくれて助けてくれたお人形。

    お見舞いに行った時、あさえはとっても大切にしていたほっぺこちゃんをあやちゃんにあげます。
    あさえが心細かった時、そばにいてくれたほっぺこちゃんをあやちゃんにあげたかったんでしょうね。あやちゃんのお守りとして…。だって、このほっぺこちゃんには、あさえがあやちゃんを思う気持ちが沢山詰まっているんですもの。

    子供の心情をよく表現している筒井さんの物語に微妙な表情まで描き出す林さんの挿絵が素晴らしいです。
    裏表紙は、病院のベッドで「ほっぺこちゃん」を横において、気持ち良さそうにすやすやと眠るあやちゃんの顔です。林さんの作品は、どれも裏表紙を見ると読み手に心地よい余韻を残してくれます。

    また、「はじめてのおつかい」の隠れキャラを見つけるのも楽しいですよ。

    投稿日:2010/11/03

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  • おすすめ

    • アイババさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 京都府
    • 女の子2歳

    2歳の孫と一緒に読みました。兄弟も居なければ誰かが入院したわけでもないですが、林明子さんの作品だったので読んでみました。妹を想うお姉ちゃんの姿がとても可愛らしくたくましかったです。きょうだいってやっぱり良いですね。ただ2歳の孫には少し早かったようで・・・あまり理解してなかったでしょうか。もう少し大きくなってからまた読みます。

    投稿日:2010/10/11

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  • きょうだいって、いいな。

    あさえとあやちゃんが大きくなって登場です。

    あやちゃんが入院してしまい、
    お見舞いにあやちゃんが喜ぶものをと、
    一生懸命、考えるあさえちゃん。

    自分の一番のお気に入りのほっぺこちゃんを、
    あやちゃんにプレゼントすることを決意します。

    私自身も姉だったので、このあさえの気持ち、
    痛いほどよくわかります。

    そして今は、
    「あさえちゃん、たった一日でずいぶんおねえちゃんになったのね。」
    と言ったママの気持ちが、
    とってもよく伝わってきます。

    あやちゃんの盲腸は災難だったけど、
    家族ってこうして困難を乗り越えるたびに、
    絆や愛情が深まっていくもんなんですね。

    子供の成長や親の愛情が十分に感じ取れる、
    そして林明子さんの絵もとっても素敵。
    だからこそ、親子ともに楽しめるんだと思います。

    投稿日:2010/09/04

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  • お姉ちゃんの優しさ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    『あさえとちいさいいもうと』の続編、といったところでしょうか。
    あさえが幼稚園から帰ってくると、お母さんは妹のあやちゃんを病院に連れて行くところだったのです。
    しかも、あやちゃんは入院することになり、あさえは不安な時間を過ごすのです。
    お姉ちゃんとしてのあさえの心の動きがよく伝わってきます。
    なにより、妹への思いやりが伝わってきて嬉しかったです。
    このような状況の場合、どうしても妹の方ばかりに気持ちがいってしまいますが、
    やはり、兄弟もフォローしてあげないといけませんね。
    これは、下の子が生まれた時も一緒ですね。
    親として、そんなところも気付かせてくれます。
    ある意味よくある光景ですが、こうやって作品として読むと、
    たくさん共感できるところがあり、あらためて、ありがたい、と思いました。

    投稿日:2010/04/28

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  • 涙が出そう

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    「あさえとちいさいいもうと」に続いて読みました。
    ちょっと成長した二人。今度はあやちゃんが入院して手術することに。
    お母さんは付き添いで病院に行ってしまい、お友達のひろちゃんも帰ってしまってあさえは一人ぼっち。
    雷まで鳴り出して、お父さんが帰ってくるまでのあさえの不安な気持ちを思うとせつなくてたまりませんでした。
    うちの下の娘も生まれてから1年で3回も入院したので、きっと上の娘はあさえと同じ気持ちを味わったに違いありません。
    「たった一晩で本当に大きなお姉さんになったのね」というお母さんの言葉には、思わず涙が出そうになりました。
    無邪気なあやちゃんの様子も本当にかわいらしい。
    今まで名作だと知りながら読まずにいたのですが、やはり2冊まとめて我が家の本棚に迎えたいと思います。

    投稿日:2010/03/28

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  • 優しいあさえおねえちゃん

    絵本クラブ対象

    いもうとが急に入院することになり、お母さんが妹のあやちゃんにつきそうことになり、あさえはお父さんが帰ってくるまでの少しの間、一人で留守番をします。そんなときに限って、かみなりがなり、雨がはげしく降ります。こわくなったあさえはふとんにくるまって、かめのこのようになります。そんな場面を娘は自分もやってみたいらしく、布団に入って「かめのこ」と言っていました。そのあとお父さんが帰ってきて、布団をはがし、明るくなるところまで娘は真似をしていました。

    あさえはおりがみであやちゃんにあげるお見舞いのプレゼントを作り、あやちゃんが一番欲しがっていた、あやこの大切な「ほっぺこちゃん」という人形も一緒にプレゼントします。
    あさえがいくつかは書いてありませんが、本当に妹思いの優しいお姉ちゃんだと感心しました。
    また、林明子さんの絵がとっても上手で、雰囲気がよく伝わってきました。

    投稿日:2010/03/28

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