絵がとてもかわいらしくて、字もすべてひらがなで、大きな文字が印象的。いろいろな動物が主人公の男の子の誕生日会の為に訪問してきます。ドアのところに窓がついていて、そこから動物の特徴が映し出されているので子供と当てやっこができます。特徴が映し出された次のページにはドアを取り除いたページで、動物の姿が出てきます。ただ読むのではなく、「次は誰が来たカナ〜」なんて問いかけると「〜だぁ」と返答してくれて盛り上ります。子供も覚えてしまうので、次が何の動物かは答えるのですが、こっちは初めて答えたかのように大袈裟に、「すご〜い。当たり!よくわかったね。すごいね」と言うと子供も嬉しそう。何度読んでも飽きずに動物を答えてくれて楽しいです。最期のページでは主人公の男の子がケーキを前にして笑顔で喜んでいる姿がありますが、この本は誕生日に子供に贈ってもいいかなと思います。子供を主人公にしていろんな動物がお祝いに来てくれているという設定で。最期のページで「〜ちゃん、誕生日おめでとう!」なんて言って拍手するとこの本と同じ内容になってさらに盛り上ると思います。