誕生日に次々に訪ねてくるお友達。子ども達は、何度も読んでいるので、だれが来たのか知っています。それがうれしくてたまらない、といったふうに、「きりんさん!」「ねずみさん!パンもってきはった!」とドアの小窓からのぞく(ねずみさんの時はのぞきませんが)お友達のからだの一部を見て叫びます。「とんとんとん」というノックの音も、動物によって「とんとんどん」「こんこん」とか少し変えてあって、それぞれの動物の雰囲気が出ています。誕生日ケーキに2本のろうそくが立っているのですが、やっぱり同じくらい、2歳前後の頃に一番喜んで読める絵本ではないかと思います。