マーガレット・ワイズ・ブラウンの1943年の作品です。
日本でも1962年の発行と古く、今回読んだのは2003年で85刷とかなりのベストセラーのようです。
小鳥、魚、羊、森の獣、船、飛行機、カンガルー、子猫、兎、蜂、リスの眠る様子を順番に描いています。
そのときの語り口は、「ねむたい○○たち」
文章が、いかにもブラウンらしい無駄のない美しいもので、この「ねむたい○○たち」という響きは、子供達を眠りに誘うことでしょう。
どこか聖書のような荘厳な感じのする絵本です。
日本の作品で言えば、松谷 みよ子さんの「もうねんね」と同じカテゴリーに属すると言えます。
我家では、読んであげたい時期を過ぎてしまいましたが、日米の作品を比較しながら読んであげるのも一考だと思います。
2歳くらいからおすすめです。