最後の2ページを読むまでは、ほのぼのと心地よいテンポで読み進めていました。
いろいろな動物達や 乗り物や 小動物たちが
眠たくて まどろんでいる様子が リズム良く描かれています。
しか〜し!
最後の2ページにいきなり 寝る前に神様にお祈りするシーン。
表紙にもどこにも宗教的な絵本である表記がなかったので
急に不意打ちに合ったような抵抗感を覚えてしまいました。
私自身は無宗教ですが、カトリック系の学校を出ているので、
キリスト教概論の授業も受けてきて、宗教に偏見はないつもりです。
それでも、この展開にはちょっと違和感がありました。
宗教色のある絵本には 表紙のどこかに小さくてもいいから
『キリスト教のえほん』などと表記して、
読者に心の準備をさせて欲しいと思いました。