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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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おひさまとおつきさまのけんか」 みんなの声

おひさまとおつきさまのけんか 作・絵:せな けいこ
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:2003年07月
ISBN:9784591077702
評価スコア 4.33
評価ランキング 15,250
みんなの声 総数 45
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45件見つかりました

  • ビッくりの結末でした。

     毎日私たちを照らしてくれている太陽さん。
     よるの空のお月さん。この二人が、もしも喧嘩をしてしまったら・・・。

     びっくりの結末に、驚いた本です。2歳に子供には難しかったかな?と思いましたが。せな さんの本は大好きです。

     戦争はしてはいけないよ。という呼びかけの本でもあるのかな??と思いました。

     読んでみてください。

    投稿日:2008/01/21

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  • いさかいの愚かさ

    身近にあって子供たちにも馴染みのある
    おひさまとおつきさまが登場してきます。
    おひさまが遅刻したからというちょっとしたことが原因で
    おつきさまが激怒!それから二人の諍いはヒートアップしてきます。
    文中では“せんそう”という言葉が使われています。
    だから身近な痴話げんかを差すようで実は
    世界中のあちこちで起こっている戦争などの愚かさを
    嘆いているという深いお話のように思います。
    やはり“せんそう”と言われても今ひとつ実感がわかないのは当然の我が子。
    幼稚園のお友達との関係を思い浮かべて共感したみたいです。
    このお話のように恐ろしい結果にはならないけれど
    それに匹敵するくらい愚かなことなんだよっていうことかな。
    子供にはとても分かりやすい内容だったのではないかと思います

    投稿日:2007/12/17

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  • うーん、深い!

    成長していく中である時期になると
    「どうして戦争はおこるのだろうか?」
    ということを一生懸命考えはじめます。
    私の場合は、それは小学校低学年でした。

    いろんな答えがあって、どれが正しいというものでもないことがだんだんわかってきたのですが。

    この本はその答えのひとつを提示してくれるものだと思います。

    小さい子供にはなんとなくしか理解できないと思いますが、
    大人にはズシリとくるものがありました。
    主人と2人で「この本は奥が深いね」と話しました。

    投稿日:2007/10/06

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  • 戦争反対

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    おひさまとお月様を例えに、ストレートに戦争反対を唱えている絵本です。
    お月様と言えば、思い出すのはイスラムの三日月。
    だとすると太陽は・・・。

    おひさまもお月様も、それぞれの味方をした雲や星たちも、結局滅びてしまいます。

    最後の問いかけには、「これは遠い宇宙のお話だよ。地球は戦争をやめたんだよ」と言えるようになりたいです。

    子供に読んであげるのは怖いけれど、家に置いておきたいと思える絵本でした。

    投稿日:2007/10/03

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  • 極めつけの本

    せなさんの本は結末がちょっと怖いものが多くて、
    「いいこにしないとこうなるぞ」みたいな戒め的な部分で我が家の教育にとても役立っています。今は「夜更かしするとオオカミがでるぞ」とか言ってくれるようなおじいさんおばあさんはいませんから。

    せなさんの本で特徴的なのは、悪い子は反省せずにどんどん
    増長していく所。そして悲しい結末を迎えるパターンですよね。そんな教訓めいたせなさんの本の中でも、
    この本はかなり過激なほうだと思います。
    小さな子向けにできていますが、お話じたいは
    小学生に読んで欲しいような内容。

    おつきさまの遅刻というささいな出来事が原因で宇宙戦争になってしまい、お互いがお互いを粉々にしてしまいます。
    なんたって、おひさまがおつきさまにツバを飛ばすんですから。ちょっとガラが悪いですね。

    子供たちのケンカもきっとこんなささいな事が多いでしょう。ただ憎みあうばっかりでは何もいい結果にはつながらないどころか、どこかで関係修正しないと行くところまで行ってしまうよ、ということを学んで欲しいです。

    大人にも言えることですよね。
    最近は夫婦喧嘩が元で悲惨な事件も多いです。学力という競争社会で頭でっかちになってしまった今の世代の親は、小さい頃に人間関係を上手く気付いていくことを学べなかったのではないかな、という気がします。私も含めてですが。

    投稿日:2007/08/14

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  • 戦争についての戒め

    • はなしんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子9歳、男の子7歳

    始まりは、ほんのささいなこと。でも、素直に謝らなかったり、小さなボタンのかけ違いから、他の者まで巻き込んで、大きなけんかとなり、最後には、月も太陽も滅びてしまうという、よく考えると、とても恐ろしいお話です。
    小さな子供向けだけれども、戦争の恐ろしさを暗示しています。
    小さな頃から、このような戒めを聞くことは、意義があることだと思いました。
    息子がとても面白かったと言って、私に勧めてくれた絵本です。

    投稿日:2007/01/28

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  • けんかしないでよ・・

     4歳の孫娘に、3歳前に購入。
     その頃はまっていた「せなけいこの本」の中の1冊。
     戦争をテーマとした本だけに、少々早いかと躊躇したのも事実。
     その後、孫が引っ張り出しては、幾度となく読んでいます。
     何に、惹かれるのでしょうか。

     否応なく、地球人としての自覚が求められていくこれから、些かでも残っていくものがあれば・・・と。

     ま、身近には、私と祖母との諍いのときに、「けんかしないでよ・・」の孫のことばに役立った程度かもしれませんが・・ね。

    投稿日:2006/11/05

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  • せなさんのテイスト

    きたよきたよきましたよ。
    あのせなさんの、ちょっぴり怖い、
    なんだか読後感が微妙な絵本。
    でも…やっぱり、そんなせなさんのテイスト、私は大好きです。

    待ち合わせに遅れたお月様に、
    お日様はひどくどなります。
    「あんなにおこらなくてもいいじゃないか」とお月様。
    はじまりは小さなことだったのに、
    雲や星まで巻き込んで、大戦争になります。

    「戦争ってなーに?」「地球ってなーに?」
    この絵本は、けっこうシビアな絵本なのですが、
    息子が読み聞かせの最中に、のんきに質問をしてくるので、ちょっと気がそがれました。
    ラストといい、ちょっと難しかったかな?

    最後の男の子の顔が、またなんともいえません。

    投稿日:2006/10/05

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  • 心に残った1冊

    • さたちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、女の子2歳

    何年か前に手にしました。
    せなさんの本は赤ちゃんから楽しめる本が多いから
    たぶん どこかで赤ちゃんとママ達に読んであげようと
    と思ったのだと思います。

    しかし 我が家で読んでいて「ジーン」と来てしまい・・・。
    戦争はいけない!! と描いてはいませんが 伝わって来た
    気がします。
    喧嘩して仲直り!! こうして作っていく友情もあります。
    しかし 国と国が武器を持って戦争するとこうはならない事
    が ほとんどです。

    子供の頃から教えるのではなくてこの本を何気なく読んで
    育ち 大人になって 色んな事考えて欲しいです。

    投稿日:2006/10/02

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  • 独特の世界

    背表紙の題名を見て、軽い気持ちで借りてきたのですが、
    内容はなんとも深いものでした。

    私にとってはこの本が「せな」作品の2冊目だったのですが、せなさんって独特の世界をお持ちだなぁと思いました。
    せなワールドには一見引き気味の私なんですが、コレを機に他も読んでみたいと思わせる作品で・・・。

    親の私は読んだあと少し放心状態になり、
    息子はなぜかおとなしく聞いていたのでした。。。
    息子が小学生になったらまた読んで聞かせた方がいいような気がしました。

    投稿日:2006/08/27

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