ケロ ケロ ケロ
「あっ、カエルが鳴いてる。」
幼稚園から帰ってきたばかりの娘がいいました。
「たぶん、夕立があるんじゃない?」
と、私が言うと、しばらくして本当に雨がザアーザアー降ってきました。
そんな訳で、昨日の夜はこの絵本を読みました。
すっごい数のカエルにびっくりする娘。
小さい池にカエルの卵が999こ。
たまごからおたまじゃくしになって、おたまじゃくしからりっぱなカエルになり、小さな池はぎゅうぎゅうぎゅう。
ページをめくるたびに・・・
「あら、あら、あら」
と、娘はあきれた様子。
そして始まったおとうさんとおかあさんと999ひきの兄弟のお引越し。
カエルにとって、危険がいっぱい。
おとうさんが子供達に教えていきますが、とうとう、おとうさんがとんびに捕まった!
さあ、大変!
みんな、数珠つなぎになって空高く舞い上がる。
今度は落ちたら大変。
思わず、「おい、とんび、はなすなよ。はなさないで、がんばってくれー!」とおとうさん。
しかし、「も、もう だめー!」と、とんびはおとうさんを離してしまいます。
とっても、ハラハラドキドキの大変なお引越しだったけど、無事引越しが出来たときはホッとしました。
個人的に、村上康成さんの絵が大好きです。
カエルも可愛いし、へびやとんびも憎めないほど可愛い。
あと、村上康成さんならではの画面の構成も独特で動きがあってあきさせないところがいいですね。