鉛筆画と、青緑一色だけを使った、シンプルな絵本。 お話の内容も、先が読め、子供の想像力をフルに働かせてくれるものです。
お話の先が、小さな子供にも、想像可能なので、子供は、「きっとこうなるんだろうな」と考えながら、次のページを楽しみにしています。 我が子が一番気に入っているのは、子猫が亀のこうらをたたいたら、かめの首が消えてなくなってしまった所、そのページ以降は、こうなるんじゃないか?ああなるんじゃないか?と想像力をつかっては、ページがめくられるのを楽しんでいます。
幼いお子さんには、ページ数が多く、単純な語りが続くので、ちょっと退屈に感じてしまうかもしれませんが、子供の想像力をかき立てるような読み方をすれば、多いに楽しめると思います。 我が家では、3歳のころから5歳になった今でも、定期的に読んでいる本です。