子どもにとって「くれよん」というとても身近な物が登場するので
くれよんのくろくんの気持ちに寄り添いやすいと思います。
絵本は苦手というお子さんでも
この絵本ならすんなり入ってくるのではないでしょうか。
媚びた感じもなく、お話が心の中にすんなりと入ってきます。
お説教くさい感じもなく、お話として楽しめます。
幼稚園などで先生が読んであげるのにもいいと思います。
そして、いろんな色を塗った後に
黒で塗りつぶして削って遊んだら楽しさ倍増!!
子どもがやってみることができる遊びが
絵本の中で自然に紹介されているところも
この絵本の魅力だと思います。
息子はこの絵本を病院で見つけたとき飛びつきました。
以前図書館で読んだことがあったのを覚えていたのです。
トミカの絵本なども病院にあったというのに
大好きなトミカよりも、こちらを選んだので
子どもが読んでもらいたいと思う力を持った
絵本なのだなと改めて思いました。
「お友達と仲良くしないとダメよ」
などと言わないで自然に読んであげてほしいです。
聞いている子供たちは、わかっているので
教育の手段として読んでしまうと、魅力が半減してしまうのです。
読み手の皆さん、宜しくお願いしますm(__)m