「くれよんのくろくん」 みんなの声

子供に読んであげてる途中に「あれ？これやったことある！」と親の私が脱線してしまいました。
黒いくれよんの物語になってます、絵を書く時になかなか黒いくれよんの出番がこない話です。読んだあとには「やってみたいな〜」ってきっと子供は言い出すと思いますよ！
私が小学校１・２年生の夏休みの宿題にやった覚えがあり、懐かしくもありました。

色の名前を楽しくおぼえられます。また、おともだちとの接し方みたいなものを子供に教えることができました。

絵を見るだけでも楽しい絵本です。娘も最近友達になったくれよんのお話なので初めから興味津々でした。
仲間はずれになりがちなクレヨンの黒色。最後にとてもすごいことができるのですが・・・。
わたしも思わずやってみたくなりました。娘は・・・もちろんクレヨンをひっぱりだしてきましたよ。

確かにクレヨンの黒ってあまり使わないですね。髪の毛の色とか・・そんなものですよね。
くろくんは仲間外れにされて・・・・でも最後に大逆転！
黒を使って他の色が映えるなんて、想像もつきませんでした。
クレヨンを通して、「人間だってみんなどこかで必要とされてるんだよ。」という事を言っているような気がしました。
何となく読み終わってほんわかするような、お勧めの絵本です。

クレヨンのくろくんを、仲間はずれにしてしまうけど、最後は仲直りします。そこの部分を読んだとき、「くろくんよかったねえ・・」と、娘が言いました。やさしいこころをもってくれてるのだと、わが娘ながら、うれしくなりました。
それとはべつで、いろいろな、色が出てくるので、色の名前を覚え始めたこにはとても楽しく読めるのではないでしょうか。

仲間はずれにされたくれよんのくろくんが最後に大活躍！
花火の絵ができあがるところがなんとも素敵でした。
「どうしてくろくんは書けないの？」という息子の質問の答えに少し戸惑いましたが、この本を読んでから息子はますますくろが好きになりました。

娘はあまりおえかきをしない方なのですが、くれよんが紙をすべる描写がお気に入りでよく読みました。くれよんの”くろ”はあまり減らないものですが、この本の”くろ”の使い方に親子共々感心しました。幅広い年齢に楽しめる本だと思います。