「どんどんきいて！ ASK ME！」 みんなの声

「何をさわっているのがすき？」
（この子の答えはきっとサッカーボール、だろうな…）
「ん〜…。ゲームボーイアドバンス？」
（えーっっ、そうなのーーT。T）
　
「すなのうえにじぶんの名前をかいたことってある？」
「あるある！！でもねえ波が来ると消えちゃうんだよ！」
「名前だけじゃなくて絵も描いたことあるよ！」
「あたしなんてねぇ、お城作ったんだから！」

1年生の子どもたち、ああだこうだと大騒ぎ。
お友だちの話もおもしろいようでしっかり聞いていました。
子どもの学校以外での生活ぶりが感じられて子どもの理解にもつながりました。

また、大人で自己紹介がてらにやっても面白かったです。
ぱっと開いたページに一人ずつ答えます。答えにくい質問はパスで他の質問にしてやりました。
ユニークな質問やほのぼのとした質問、シリアスな質問、そう来たかっという質問、
いろいろあるのでどの質問が来るかドキドキ☆初対面の固さがほぐれたように思います。
世代を問わず楽しめる一冊ではないかと思います。

「キャッチボールのボール」の役目を果たす本
こんなコピーがついていますが、まさにその通り！
二人以上で読むと、時間がドンドン過ぎていくこと請け合いです。
初デートなんかで使ってもいいなぁ。
いえ、長年連れ添った夫婦でも、お互いの意外な一面が見えてくると思います。
　
開いたページ、左に質問。右にイラスト、または写真。
９２個の質問の内容は簡単だけど、答えは一つじゃない。
そこいいんだな。

３世代で読むともっとおもしろいかも。
おしゃべりがとまらなくなっちゃうから、病院の待合室とか、
電車の中でとかは読まない方がいいと思うよ。

よく行く図書館の司書の方に、「石津ちひろさんは、すごくいいよ。自分で出している絵本もいいけど、訳している絵本もいいの」と聞き、実は、最近紹介していた絵本は石津さんが訳されている絵本が結構、多かったんです。
そして、巡り会ったこの絵本！！
めっちゃ、いいです。何がいいって、子供たちと一杯お話が出来るんです。
『どんどん聞いて！』とは、子供たちからの声で、ページをめくると、たくさんの質問が１ページ１ページに書いてあるんです。
例えばこんな感じ。
「いちばんの　なかよしは　だぁれ？」
「すごく　ひまなときって　なにをして　すごす？」
「あかちゃんのころ　どんなすごいことをしてた？」
「なにを　さわるのが　すき？」
絵本のページをめくり、片側の素敵な写真やイラストを見ながら、１つ、１つ、まるで私自身が子供たちに聞いているみたいに、質問しました。
我が家の子供たちは嬉々として、答えてくれました。
最近は子供とあんまり会話してないかも〜、っていうお父さんたちに、特に読み聞かせしてほしい絵本です。
きっと会話が弾むはず！