ルネくんが飛行機を作っていると、ラジオの臨時ニュースが、
「北極地方に流れ星が降っていて、サンタの工場が被害に遭った模様」と伝えました。
ルネくんはサンタさんを助けるため、駅に向かい、北極行の汽車に乗ります。
サンタさんのおもちゃ工場は壊滅的な被害を受けていましたが、
ルネくんと雪だるまくんの活躍により、
サンタさんは今年も子どもたちのプレゼントを用意することができました。
冒頭、ルネくんが向かった駅の名が「ASAGAYA STATION」。
ルネくんは阿佐ヶ谷在住なのですね。
阿佐ヶ谷から北極行の汽車があるなんて素敵です。
少年がサンタさんを助けるという設定は、
ただサンタさんからプレゼントをもらうお話より、
子どもにとってはるかに夢があるようです。
急ごしらえのプレゼントのため、子どもの希望通りではありませんが、
それでも素敵なプレゼントです。
以前息子が、絶版で販売されていないおもちゃを欲しがり困ったことがありました。
そんなとき、サンタさんは、希望通りのおもちゃを持ってくるわけではないということを説明するのに役立ちました。