森の動物が待ちに待った春がやってきました。ことりも、かえるもうたいます。そんな中、こうさぎが自分のうちを探しにでかけます。きっとひとり立ちの春なのでしょう。色々な動物の家を訪ねながら、自分に合った家はないかと探していきます。そして、最後に出会う動物は・・・。こうさぎが見つけたものは、家だけではなかったようです。ラストのシーンには思わず笑みがこぼれます。
丁寧に描かれた絵も見ごたえ十分。見覚えある方も多いですよね。それもそのはず、この本の挿絵はあの「しろいうさぎとくろいうさぎ」の作者ガース・ウィリアムズです。
自分も森の中にいるような気分で、うたいながら読みました。