『この絵本の中に、あなたの夏の音は聞こえますか。』
と、お話が始まります。
ある男の子の夏の思い出。
短い文章にもかかわらず、絵が言葉を補ってくれています。
まぶしい夏、躍動感いっぱいの画面から、無邪気に虫取りをする男の子。
一生懸命さが伝わってきます。
そして、初めて自分ひとりで捕まえた大クワガタ。
男の子の喜びがとても気持ちいい。
素敵な夏の一日を見せられた気がします。
娘も虫取りが大好き!
娘も男の子と一緒にワクワクドキドキしたことでしょう。
2度目の時は、男の子を娘に、クワガタをセミに変えて読んであげると喜んでいました。
暑い夏を肌で感じることの出来た絵本でした。
そして、こういう絵本は手元に置いておきたい一冊です。