くまのこうちょうせんせい」 みんなの声

くまのこうちょうせんせい 作:こんの ひとみ
絵:いもと ようこ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年06月
ISBN:9784323013640
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • 本屋で、初めて手にとり読みました。

    ほんとは、大きな声でおはようと言いたいのに、
    いざとなると、できない。
    ひつじくんの気持ち。

    どうして、そんなことができないのか?と
    周りは思ってしまうのでけれど、
    本人は、怠けているわけでもなく、ふざけているのでもない。
    真剣にいっしょうけんめいなのに、できなくて、
    つらいと思っているのだ。

    わたしの娘も5歳なのに、お返事やあいさつができません。
    本当は言いたいんだけど、どうしてもはずかしくて、
    言えないんです。

    私自身、そんな娘を見てきて、悩んだり苦しんだりしてきたただけに、
    校長先生が、病気をきっかけに、ひつじくんの気持ちを、
    はじめてわかったとき、涙がとまりませんでした。

    投稿日:2011/07/02

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  • 大切なことに気づかされました

    • はるーりーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子5歳、男の子1歳

    娘も大きな声で挨拶ができないので、本の帯に「がんばっても
    どうしてもできない子がいる。そのときには『もっとがんばれ』と
    いう前にその子の悲しみを思いやってみてはどうでしょう」とあり、
    思わず手に取りました。

    大きな声で挨拶をする・・・大人にとってはなんでもないことでも
    子どもにとっては勇気を出してやらなければいけない大変なこと。
    今までの私にはそういった視点はありませんでしたので
    衝撃でした。これから育児していくにあたり大切なことを教えて
    もらった気がします。

    子どもは静かにじっと聞いて「ひつじくん、がんばったね」と
    言っていました。子どもなりに何か感じ取ってくれたのだと思います。

    この本は子どもにというよりも保護者の人に読んでもらいたい
    本です。

    投稿日:2011/06/06

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  • どんな言葉より

     余命が限られている校長先生との生活で、子どもたちはいろいろなことを学んだと思います。そして校長先生ご自身も、病気になって気がついたことがあった、というのが深いなと思いました。
     周りの方のサポートも大変だったでしょう。
     
     命について、どんな言葉で教えるよりも、子どもたちのこころに届いたと思います。
     重くて大事なテーマのお話と、いもとさんのやさしい絵がぴったりあっていました。

    投稿日:2011/06/04

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  • 価値観の違い。

    ついつい自分は大人なので

    あれこれ子供に押し付けて

    これが正しい!!と思いがちですが

    この絵本を読んで、反省しました。

    子供も、子供なりに意見がある。

    キモチもあれば、そのときの気分もある。

    常に、子供の気持ちを汲み取ってあげる大切さを

    痛感しました。

    投稿日:2011/05/12

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  • 感動です。

    とても奥の深い絵本です。

    感動しました。

    子供って大きな声で挨拶できるのが、当たり前でもとめられがちですが、小さな声だってできたらほめてほめてほめてあげようと思いました。受け入れることの大切さ、感動です。

    人見知りが強いわが子ですが、それも個性なんですね。

    娘もくまの校長せんせいが、大好きです。

    投稿日:2011/04/23

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  • 予想外な内容でした

    • ゆっきんぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    入学に・・・で、図書館のコーナーにあったので、借りてみました。
    「くまのこうちょうせんせい」って、いもとさんの絵がかわいくて、
    穏やかに楽しい学校絵本かな?と思いきや・・・

    結構、切ない、テーマでした。

    息子によく、「○○なんだからもっと○○だといいのに!」とか、色々大人の先入観で物を言ってしまいがちなのですが、「子供なら、明るく元気いっぱい」とか、「挨拶は大きい声で出来るはず」とか、おしつけなのかもしれないな・・・と反省しました。

    「出来ないこともある」を受け入れてあげる懐の大きさを、くまの校長先生が教えてくれました。

    でも、「出来なくなっちゃった理由」まで問いたださないんですね。
    聞かないのも、優しさなのでしょうか。

    どこかで、何かのきっかけで、羊くんのようにうまく解決できればいいのですが、ホントのところ(両親の喧嘩のこえなど)がまだ解決していないのがちょっと後ろ髪ひかれる気分で読み終えました。

    投稿日:2011/04/03

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  • 涙が止まらない

    • 秋田小町さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子10歳、女の子5歳

     「命の授業」を自らの生命を掛けて最期まで行った大瀬先生の実話。読みながら、泣けて泣けて声が出ない程でした。娘は私が「何故そんなに泣いてるの?」という顔をしていましたが・・・

     ストーリーは、一つのエピソードを通して、「一人ひとり個性があって、得意不得意があるんだよ」ということや、「やる気になれば、出来なかった事が出来るようになる」とか「思いやり」とか「人の役に立つ」など、色々なメッセージが込められていました。

     これから、何度も何度も読んで、その一つひとつを娘の心に刻まれて行く事を望んでいます。でも、私は泣いてしまって読めないので、夫に読んでもらっています。

    投稿日:2011/03/03

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  • 考えさせられる1冊

    • キャッティーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    ひつじちゃんは、大きな声が出せません。
    それには事情がありました。
    校長先生は病気になって、
    初めてその教え子の痛みに気づくという内容です。

    私は子供の頃、担任の先生に酷いことをされました。
    ハードル走で、上手い子と一緒に走らされたのです。
    悪い例としてみんなの見世物にされ、大変恥ずかしい思いをしました。
    とても傷つきました。

    この本に出てくる校長先生は、優しく愛情に溢れています。
    私も、こんな優しい校長先生の教え子だったなら・・・
    どんなに幸せだったでしょう。
    きっと、自分を愛し自信を持つことができたでしょう。

    繊細な子供心を分かりつつ、
    キチンとしつけなくてはと・私はいつも注意&叱ってばかりです。
    しつけについて、改めて考えさせてくれますね。

    大人が読んでも難しい本ですので、小学生以上のお子さんがお勧めです。

    投稿日:2010/06/27

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  • おじいちゃんからのプレゼント!

    娘が2歳のときに、おじいちゃんがこの絵本をプレゼントしてくれました。

    内容を理解するにはまだまだ早いな〜と思ったのですが、娘は「こうちょうせんせい」の言葉を覚え、学校という存在をなんとなくわかっていたみたいです。

    スーパーなどで駄々をこね、つれて帰ろうとしたとき「た〜すけてぇ〜〜〜こうちょうせんせ〜い!」と大声を出され、周りから注目をあび、冷や汗をかきながらその場をダッシュしたという逸話つきの絵本です。

    実在の人物であることや「命の授業」は全く知りませんでしたが、教育者として尊敬できる方だなぁ〜と感じました。

    できることなら、こういったすばらしい人と娘も出会って学べる学校に通いたいし、通わせたいなと思います。

    投稿日:2006/08/04

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  • 少し、物足りなかったです

    とっても、いい本だと思います。

    校長先生が、ありのままのひつじ君を”個性”として、受け止めます。
    私も、子供に対して、”平均的なイイコ像”を求めてしまっている所があり、反省です・・・

    でも、ひつじ君は、家での親のけんかなど、大きい声が嫌だった理由は、解決されていないことが、心配です。

    実話をもとに作った絵本・・・ということでしたが、”命の授業”という観点では、少々物足りなさを感じました。

    投稿日:2006/07/28

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