本屋で、初めて手にとり読みました。
ほんとは、大きな声でおはようと言いたいのに、
いざとなると、できない。
ひつじくんの気持ち。
どうして、そんなことができないのか?と
周りは思ってしまうのでけれど、
本人は、怠けているわけでもなく、ふざけているのでもない。
真剣にいっしょうけんめいなのに、できなくて、
つらいと思っているのだ。
わたしの娘も5歳なのに、お返事やあいさつができません。
本当は言いたいんだけど、どうしてもはずかしくて、
言えないんです。
私自身、そんな娘を見てきて、悩んだり苦しんだりしてきたただけに、
校長先生が、病気をきっかけに、ひつじくんの気持ちを、
はじめてわかったとき、涙がとまりませんでした。