ふくろうくん」 みんなの声

ふくろうくん 作:アーノルド・ローベル
訳:三木 卓
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,045
発行日:1987年03月
ISBN:9784579402557
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 65
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65件見つかりました

  • かわいい哲学者

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    言葉が悪いのですが…
    おバカさんと天才は紙一重なんだなと、つくづく思う本です・笑
    誰も考えないようなことに真剣に取り組んでみたり、興味のないような物を深く考え込んでみたり。
    この絵本のふくろう君はまさにその典型です。

    ちょっと間抜けかな?って思うけど、この純粋さがかわいい!
    彼の行動には心から笑顔になれるし、「何でそんなことにこだわるの?」ってことに熱心になる姿は、実は羨ましかったりします。
    このとぼけた(フクロウだから、目がぎょろっとしている)顔もすごく愛らしいです。

    アーノルド・ローベルさんは、がまくんとかえるくんシリーズが有名ですが、こちらもおススメです☆

    投稿日:2006/08/03

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  • ナンセンス、だけど、、、、

     「これぞ、ナンセンスの極み!」と言いたい物語が5つ。でも、大人の目からみたら、ナンセンスな出来事が、子供には、とても深刻であったりする。4歳の娘に読んでいても、私は、「ふくろうくん、なんておばかさんなの」なんて感じていても、娘は、真剣に、「ふゆさん、早く出て行け!」と抗議している。(おきゃくさま) 
     そういえば、私も幼い頃、天気予報で「北風が吹くでしょう」という変わりに「一時、北風小僧の貫太郎がやってくるでしょう」と言ったのを信じて、お昼ご飯を早々に食べ、玄関の前に座って、貫太郎のやってくるのを、ひたすら待っていたことがありました。(一時=午後1時と思っていたのでした)大きくなってからは、笑い話となってしまいましたが、当時は、本当に信じていました。
     こんな私の娘なので、彼女も、ふくろうくんの遭遇する珍事件に、正面からタックルしているのだなあと感じます。特に、若い子供には、そういう楽しみ方も与えてくれる素敵な本ですね。

    投稿日:2006/07/31

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  • 飲んでみたいな涙のお茶

    • Naoはるいちごさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳、男の子9歳、女の子4歳、男の子2歳

    文化出版局のこのシリーズはどれも素敵な本です。サイズが小さめですが、文と絵の量のバランスがよくて、読むときに落ち着きがあります。

    「ふくろうくん」には5つの短編が入っていて、どれも好きでうが、私は「なみだのおちゃ」の発想が好きです。ゆわかしいっぱいに泣いてお茶を入れるなんて、かわいい! 泣いているときはいろんな悲しいことを思い出して一生懸命涙を出すのですが、最後にソファーにどっかり腰を下ろして、お茶を楽しむ姿はゆったりとして嬉しそうです。

    投稿日:2006/07/13

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  • 素朴なキャラクター

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    小学校二年生の国語の教科書にも載っている『ふたりはともだち』の作者、
    アーノルド・ローベルの小品集。
    主人公のふくろう君の素朴なキャラクターが何ともいえず
    味わい深いです。
    雪や風と会話しようとしたり、
    涙を集めて湯を沸かし、お茶を飲んだり、
    ついてくるお月様に話しかけたり、
    とにかくまじめに応対するふくろう君が愛らしいです。
    小品ばかりですので、読み物デビューとしてもいいかもしれませんね。

    投稿日:2006/05/19

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  • こんもりくん おもしろい

    • とっちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    題名と絵から想像していたのとまったく違って、
    とってもおもしろい本でした!
    4つのストーリーがあります。
    特に面白かったのが「こんもりおやま」。
    ベッドに寝ているとふくろうくんの足元に二つのこんもりおやまが・・・。
    「こんもりくん!」と真剣に説教しているふくろうくん。
    子どもは「足だよ!足だってばぁ!」と言いながら大笑い。
    「こんもりくん」という訳がおちゃめでいい。
    絵は少ないけれど、3歳〜から読んであげられると思います。

    投稿日:2006/03/28

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  • ナンセンスさがたまらない?

    私はがまくんとかえるくんが好きなので、
    こちらの評価を見て気になって読んでみました。
    ふくろうくんにはまったのは子どものほうです。

    一話目の「おきゃくさま」が大のお気に入りで、家のドアをドンドンたたいては、「おやあ、だれだろ?こんな夜に・・・」とふくろうくんのセリフをそっくり真似してみせます。

    公園などでは、「うえとした」のセリフを言いながら遊びます。滑り台の階段を上って「ぼく、ここにいるよ!」と言ったり、普段おとなしい子なのですが、私が「もっと早くー!」と言うと、喜んで走り回ります。

    とってもナンセンスなお話ばかりですが、それが子どもにはたまらないらしく、笑いながら聞いています。

    がまくんとかえるくんシリーズに比べ、言葉遣いが乱暴でなく、文章も若干易しいので、少し年齢の低いお子さんにもお勧めできると思います。

    投稿日:2006/03/13

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  • 理由のない幸福感

    どのおはなしも何度読んでも、理由のない幸福感につつまれて眠りにつけます。なつかしさの感じる字体、読みやすい文体、細部にも独特の味のある絵、ふくろうくんの存在感、大きさも手頃で父、娘共通のお気に入りの1冊です。

    投稿日:2005/05/22

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  • 一人芝居見ているよう。

    • 佐保姫さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子3歳

    とにかく、全編、ふくろうくんしかでてきません。
    そのふくろうくんは、冬くんと仲良くしようとしたり、
    一人で二階と一階にいちどきにいようとしたり、
    涙で作ったお茶を飲もうとしたり。

    誰も人がいないところで、転ぶと恥ずかしくてもリアクションができなくてなんとも言えない気持ちになります。
    この絵本を読んでいるとそんな気持ちになるのです。
    全編に繰り広げられる心躍る寂しさが楽しい絵本です。

    このナンセンスさを3歳児にわかるとは思えませんが、
    こういうユーモアセンスを娘にはもってほしいなぁとおもいます。

    投稿日:2004/12/28

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  • とぼけたところがいいね

    何度も何度も繰り返し読んでしまう。
    子どもたちも大好きで、大笑いしながら声に出して読んでいます。
    涙でお茶をわかす。そんな発想がすごい、読んでいてなんだかホッとするのはどうしてなのか?
    間の抜けたところがどこか私には共感出来るところがあるかな?!癒される一冊です。

    投稿日:2004/11/29

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  • 愛すべきふくろうくん。

    • うさ。さん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子5歳

    「がまくん」「かえるくん」で有名な、大好きなアーノルド・ローベルさんの本です。
    一人暮らしのふくろうくんに振りかかる(?)すてきなお話が5つも入っています。
    娘のお気に入りは、「こんもりおやま」。
    ふくろうくんの、気の毒なほどの真面目さが生み出す
    愛すべきちょっぴりおバカなお話(笑)。
    これを読むとなると、娘は読む前から笑いだして大変です。
    読む方も笑いをこらえるのが大変なんですけどねー。
    ふくろうくんの性格がよくわかる「おきゃくさま」。
    哲学的な香りさえする「うえとした」。
    想像力がものをいう「なみだのおちゃ」。
    優しい気持ちにつつまれる「おつきさま」。
    どれもこれもすてきなお話。
    ちょっと早めにお布団にもぐりこんだ夜に
    一冊をまとめて読んであげると、映画一本みたような気持ちで
    ぐっすり眠れるのではないでしょうか?
    この絵本は、声に出して読んであげた方が絶対面白い絵本だと思います。
    私も読んでもらいたーい!と思うくらいです(笑)。
    ぜひ、一緒にふくろうくんの生活を覗いてみてください。

    投稿日:2004/05/24

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