季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

ともだちや」 みんなの声

ともだちや 作:内田 麟太郎
絵:降矢 なな
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1998年01月
ISBN:9784032048902
評価スコア 4.7
評価ランキング 1,743
みんなの声 総数 206
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206件見つかりました

  • 友達っていいなって思える

    浮き袋に提灯を持ってる なんだか不思議なキツネ。
      「ともだちやです。ともだちはいりませんか〜」
    なんて不思議なことを言っているけど、だれか買ってくれるのかしら?
    そして、オオカミと出会い、キツネは大切な事に気付くのです。


    キツネやオオカミの表情豊かな絵が大好きです。
    ちょっとコミカルだし・・・
    5歳の息子の心の奥に この絵本のストーリーが刻まれていたら嬉しいな〜と思います。

    素敵な友達との出会いがありますように・・・

    投稿日:2009/11/27

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  • 笑って笑って・・・2度ほろり

    ともだちや・・・ともだち屋?
    ともだちを売り買いするの??
    ちょっと、ドキッとする題名ですよね。
    息子に読み聞かせるのに、一瞬躊躇しました。

    でも、そんなの杞憂に終わりました。
    キツネの格好のなんと間抜けでおかしいこと。
    張り切って呼び声を上げると、
    静かにしてほしいと頼まれたり
    小声で呼び声をあげると、
    もっと大声で言えと言われたり
    商売のためなら、苦手なイチゴもおいしそうに食べないといけない。
    ああ、ともだちやって、結構大変!

    さて、オオカミのトランプの相手をしたキツネ。
    お代を請求する段になって、突然オオカミが逆ギレ!?
    やっぱりオオカミって悪いヤツ!
    ・・・かと思うと、なんともしみじみ、ほろりとさせる
    ステキな結末が待っているのですよね。

    「がんがらごえ」や「おだいだって?」といった言葉にのみ
    良く反応してケラケラ笑っていた息子。
    理解するにはちょっと早かったかな、と思っていました。
    ところが、ふと、真顔になって
    「おかあちゃん、ぼく(おもちゃの)メガネを、だれかおともだちにあげたいんだけど」
    と、言い出しました。
    今まで、ものを欲しがることはあっても、人にあげようという気持ちになることは無かったのに、と、驚きました。

    大切なものをあげてもいいと思えるのは、本当のともだちだからですよね。
    息子なりにそう理解してくれたのだな、と思うと、またほろりとしてしまいました。

    投稿日:2009/11/18

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  • “ともだち”を切望していたのは…

     初めて手にした時、浮き輪に提灯、幟に正月用の花餅。
     この格好のきつねくんが可笑しくって。
     降矢先生の絵だというので、開いてみました。

     なんとも奇妙な商売だなあ〜と思いつつ、キツネは苺が苦手なのかと息子と笑いながら先へ。
     作り笑いのキツネにも、客寄せの呼びかけの言葉にも寂しさが感じられ、この先商売はうまくいくのかと心配していたら、良い出会いがありました。
     楽しそうなトランプの場面で、息子は大爆笑でした。
     オオカミのアップのページにドキリとしながらも、その台詞にジーンとしてしまいました。
     「あしたもきていいの」のキツネの一言に、“ともだち”を切望していたのはキツネだったのだと思いました。

     暗くなっていく帰り道のキツネの後ろ姿が、本当に嬉しそうでした。
     息子は、オオカミがグラスに注いでいた飲み物がなんだったのか、しばらく考えていました(笑)。
     6歳の時の思い出の一冊です。

    投稿日:2009/11/11

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  • ともだちとは

    • みなみかんさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子7歳 男の子2歳

    面白いし、友達ってそういうことだよねって思う絵本です。

    途中のオオカミがでたとこで、「怖い〜!」と言っていた娘も
    最後までよむと安心できたようした。

    投稿日:2009/11/06

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  • 本当の友達

    もうすぐ4歳になる娘に読みました。
    1時間100円、2時間200円で友達になってあげるという商売をしているキツネのお話です。
    娘は提灯をぶら下げて、のぼりを頭に突きさしているキツネの風貌に虜でした・・・。『ともだちや』なんてよく考えたもんです。
    でも商売をしていくうちに、オオカミと出会い、大切なことに気づきます。
    本当の友達というものはやっぱりお金では買えませんよね。
    大切な事に気づき、最後のキツネの姿は何だか清々しさが漂っていました。
    キツネも本当は、本当の友達が欲しかったんでしょうね。
    『友情』について考える切っ掛けとなるような絵本です。

    投稿日:2009/10/08

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  • ともだちや?

    • ★鈴★さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 広島県

     私は、この絵本を読んでいて、え〜っ。と思いました。
     ともだちやって・・・。1時間100円って・・・。
     友達って、お金で買うものではないと思うんです。100円はらって仲良くしてもらってもうれしくないと思うし、お金をもらったからって、仲良くするのはあまりいい気持ちがしないと思うんです。
     だから、キツネが最後にそのことに気付いたときには、なんか、ホッとするって言うか、ああよかった〜って思いました。
     今までも、友達をものでつるんじゃなくて、自分に利益があるから仲良くするんじゃなくて。っていうのは、すごい思ってたことなんですけど、この本を読んで、改めて感じさせられました。
     絵本って赤ちゃんとか、幼稚園児とかだけのものじゃないんだな〜。って本当に思いました。

    投稿日:2009/07/29

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  • ほんとうはさびしがりや

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    ともだちやなんてすごい商売の発想だなと思っていましたが、実はさびしがり屋のきつねが友達がほしいがための苦肉の策だったんですね
    大人の世界では「金の切れ目が縁の切れ目・・」なんて言葉があるので、大人に対する警告にも聞こえます・・・
    子供の世界では絶対にありえない、あってはいけないことだよね
    そんな深ーい意味なんか感じることなく、オオカミと友達になったきつねに心から良かったねと、喜んで見ている子供たちに救われます
    シリーズで多数出版されているので、ぜひ続けて読んでみたいと思います

    投稿日:2009/04/23

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  • 友達の素晴らしさ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    1時間100円で友達になる「ともだちや」をはじめたキツネ。
    大変な思いをしてともだちやをしていくのですが、オオカミと出会い、本当の友達の素晴らしさを知ることになります。

    シリーズの最新作「きになるともだち」を読んで、このキツネとオオカミの出会いに大変興味を持ちました。
    なるほど、こんな素敵な出会いをしていたのですね。
    友達がいなくてさびしんぼうだったキツネが、森のたくさんの動物と仲良くなり、友達を大切に思う優しい心を持つようになっていくこれからを、また少しずつ楽しんでいきたいと思いました。

    嫌な思いや無理をして作るものではない「ともだち」
    娘にも大切なともだちができることを心から願います。

    投稿日:2009/01/31

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  • きつねに親近感

    お話の本当の言いたいところは子供には難しいかもしれません。
    子供(特に男の子)は損得勘定なしに
    波長の合う友達を本能で見つけているように思うから。

    でも好きなお話の一つのようです。
    きつねくんがおおかみと本当の友達になれたとき。
    ホッとしたように読んでいます。

    私自身高校生のころ、
    初対面の人にとても人見知りをしていました。
    ある友人が
    「本当に友達になりたければ自分から飛び込まないと」
    と背中を押してくれたことがあります。
    今では初対面でも臆せず話せるようになりました。
    そんなことふと懐かしくなりました。

    投稿日:2009/01/19

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  • 面白いけどちょっと難しいかも

    ずるそうな顔立ちのきつねくん。1時間100円で友達になってあげるという商売《ともだちや》をはじめます。
    さて、これは商売になるのでしょうか・・・?

    まず最初に、お金払って友達になってあげるというこのお話の設定にびっくり。こどもに読ませるのに、それって・・・と、ちょっと否定的に見てしまいました。

    でも読み進めていくと・・・。
    実は、作者の狙いはまったく逆なんだということがわかります。
    主人公にいかにもずるそうなキツネが選ばれているのも、お友達として怖そうなオオカミが出てくるのも、その結論の意外さを引き立てています。

    とても面白い絵本だと思うのですが、やはりある程度大きい子じゃないとそこまで理解できないのでは?と思います。
    わが息子4歳には、まだすこし早かったようなので、年長さんあるいは小学校に入ったくらいにまた読ませたいです。

    投稿日:2008/12/02

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