まだ家にテレビがなかった頃、近所の家にテレビをみせてもらっていました。その頃には時代劇が多かったように思いました。隣のみすずちゃんと一緒の学校の帰り道に、のどかな春のトロトロと暖かいいい気分に何か事件が起こったらみすずちゃんを守ろうと心の中で思っている主人公の優しさを感じました。さすが、男の子だと思いました。きっと、みすずちゃんも強い女の子だと思うので主人公の憧れを想像したのだと思うと微笑んでしまいました。何気ない思いが後々にあの頃はよかったなあって思う時がくると思います。ころころと太っている忍者にとても親近感がもてました。迫力があり、動きも機敏な絵がかっこよかったです。主人公のように自分の世界に入って物語りを想像している私に笑えました。絵本は、やっぱり楽しいです!