「おれたちともだち!」シリーズの第7弾です。
子どもは、おおかみときつねが年賀状作りをして、おおかみがあっちこっちに足跡(手形?)マークをつけているところや、裏表紙のおおかみのピカソもどきの絵なんかがお気に入り。
私は、おおかみが、きつねがへびの家を覗いているのを、遠くから見ている姿がお気に入りです。
もう、おおかみって結構見てないようで、きちんと見るべきものは見ているのよね。
私はずっとおおかみに肩入れしているので、おおかみの行動すべてが愛らしいのですが、今回は、あんなにヤマネをかわいがっているなんて、新たな一面を発見して嬉しくなりました。
なんとなく敬遠していたヘビに初めて声をかけるシーンも、さらっと描いていて、とても素敵ですね。
「どんな人とも仲良くなろう」とか「自分と違っている人のことも、きちんと認めて、受け入れよう」と声高に叫ぶのではなく、おおかみときつねの慌しいペースに巻き込んで、あっという間にヘビを仲間入りさせるやり方が、爽やかです。
これからも期待しているよ、おおかみくんときつねくん。