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カエルの目だま」 みんなの声

カエルの目だま 作:日高敏隆
絵:大野八生
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2011年05月
ISBN:9784834026535
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,253
みんなの声 総数 10
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  • 複眼ってなんだ?

    ざんねんな生き物ずかん、や図鑑付属のDVDなどで生き物を扱ったものが好きな我が家の5歳娘、3歳息子と読みました。「複眼」を絵で見ることができ、理解ができたようです。途中、カエルの目が一瞬複眼になっているシーンが面白かったようです。
    歌う様に読めて、読み聞かせも楽しくできました。

    投稿日:2022/09/05

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  • 科学を素敵なイラストで

    以前、大野八生さんの作品「じょうろさん」を読みました。
    大野さんの描く自然の世界がとても素敵で、すっかりファンになりました。
    こちらも、大野さんが絵を描いているということで、読みたいと思いました。
    カエルやギンヤンマ、トンボなどの生き物の、目だまに焦点を当てた絵本です。
    生き物それぞれが、生活にぴったりの優れた目だまを持っているということがわかります。
    きちんとした科学絵本を、こんな素敵な絵で楽しめるとは。
    大人にもオススメです。

    投稿日:2020/07/09

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  • 目だま自慢

    目だま自慢をしたカエル・ギンヤンマ・ミズスマシでした。

    結局は、

    「カエルの目だまはカエルの目、

    とってもうまくできている。

    ヤンマの目だまはヤンマの目、

    こいつもうまくできている。

    みんなそれぞれじぶんには、

    チャンとあう目があるんだよ。

    もしもほかのとかえたらば

    きっと不便でこまるだろ。」

    とても素敵な納得のいく結論でした。

    投稿日:2019/06/17

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  • それぞれの生き物の「目だま」の個性

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子17歳

    科学絵本といっていいと思いますが、意外とストーリー性があってびっくりしました。(著者のロマンチストな部分が伝わってきました)
    この絵本では、登場するそれぞれの生き物の「目だま」の個性について
    わかりやすく描かれていました。
    字も絵も大きく描かれているので、読み聞かせにも使えそうです。
    ただ著者が若かりし頃に描いた作品であるため、言葉が今流に砕けていないのと、「複眼」など、生物について多少の知識がないと理解しにくい部分もあるので、読み聞かせで使うのでしたら小学校中学年以上がよさそうです。

    著者の日高さんは動物行動学者で京大名誉教授(2009年没)です。
    昆虫少年だった彼の思い出を織り交ぜて書かれた
    「世界を、こんな風に見てごらん(集英社)」は、章によっては小学校高学年くらいからでも読めるたのしい内容です。

    もし、本書を読んで、生き物の習性の面白さに興味を持ったら、ぜひこちらも読んでみていただきたいな〜と、思います。

    投稿日:2017/03/13

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  • どの目もステキ

    このお話は、池で自分の目を自慢するカエルとトンボとミズズマシのお話でした。それぞれが自分の目のすごい所を自慢する姿が面白いと言っていました。そして最後には小さなことを自慢してくだらないことだと気付き、池のみんなで仲良くなったというすてきなオチでした。

    投稿日:2015/10/05

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  • どの目もすごい!!!

    リズミカルな文章で、飽きることなく読むことが出来て、とても面白いです。
    とんぼの複眼は聞いたことがありますが、ミズスマシという虫が目を4つも持っていることは初めて知りました。ミズスマシ、すごいです。
    最後には、カエルの目も、とんぼの目も、ミズスマシの目も、それぞれ良いという結末になり、その終わり方も好きでした。
    誰が一番いいと争うのではなく、一つ一つ、個性としてほめあっていく様子が素敵です。

    投稿日:2013/09/01

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  • 目に注目

    カエル・トンボ・ミズスマシの「目」に注目した作品です。
    大人が読んでも、かなり面白いと思いますよ。
    特に、ミズスマシの目の構造には驚きました。
    文章が詩のようにリズムがあって、声に出して読んでも楽しいと思います。

    投稿日:2013/05/16

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  • 日高教授の学生時代

    動物学者の日高敏隆京大名誉教授が、学生時代に作ったお話ということにまずびっくり。
    読んでみて、解りやすさとさわやかさにまたびっくり。
    最初から子どもたち向けの読み物として書かれたのでしょうか。
    とても新鮮です。
    カエルが自分の目だま自慢をしているところにギンヤンマが登場して自分の複眼を自慢します。
    なるほどこれは素晴らしい。
    そのあとにミズスマシが登場して自分の目だま自慢。
    なるほど複眼でもまた違った役割があるんですね。
    生き物って、生きていくために目だまにいろいろな仕組みを備えていることがわかりました。
    どれが一番とは言えないけれど、それぞれに自分の目だまは最高なのです。
    子どもの図鑑にもちょっと入っていけない大人でも、このお話はスッと入っていけると思います。
    太田八世さんの絵も爽やかです。
    夏向きの一冊でした。

    投稿日:2011/08/19

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  • 60年前の作品

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    1951年に機関紙に掲載されたものを
    大野氏が絵を描き
    2011年に発行になったようです

    自慢するカエルに対して
    ヤンマ、ミズスマシがそれぞれ
    意見を言うのです

    傲慢だったカエルが
    人の話は聞いているのが、おかしい
    鼻水をかんでいる姿がなんとも・・・

    誰だって、自慢はしたいもの
    でも、それより
    「みんなそれぞれいいところがある」ということに
    気付かされること

    今でこそ、それは当たり前のように
    言われていますが
    60年前は、どうだったでしょう・・・

    カバーに記されている
    作者の妹さんのメッセージが素敵です

    投稿日:2011/08/13

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  • へえ〜!

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    カエルが自分の目だま自慢をすると、まわりのトンボやミズスマシといった昆虫が、自分の目がどんなに優れているかを話します。

    それで知ったのですが、ミズスマシは空からも水の中からも来る敵から身を守るために、目が上下に分かれて、合わせて4つの目玉があるそう。

    これにはびっくり!!
    そんな風に進化したりするんですね。

    なかなか身の回りの生き物や植物のことを知る機会がないので、せめて本だけでも、これからも色々読んでみたいと思います。

    投稿日:2011/07/02

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