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初めて自分で川に入り鮭を捕ったひぐまのこの勇敢な姿が眩しく見えま した。とても勇ましく見えました。迫力のある版画が眩しかったです。 月灯りの版画も見事に表現されていると思いました。 ひぐまのこが見た夢の中の金色の魚の版画も綺麗で見惚れました。 ひぐまのおかあさんが、鮭を子供に自分で捕りなさいと厳しくしつけた のに感心しました。子供の為に見守る大切さを学んだ絵本でした。厳し い自然界で生きていかなければならないから当然のことかもしれません が、感動しました!
投稿日:2010/07/17
彩色をほどこした版画が物語にぴったりで、 静かだけどスケールの大きさを感じさせます。 子供には退屈なのかな?と思いましたが 集中して聞いてくれました。 深まりゆく秋のある日、 ひぐまの親子は川岸にむかいます。 あたたかく見守る母親のもとで 生きていくための技を学び成長する子ぐま。 大自然の中で、 一人立ちにむけて一歩すすんだの子ぐま姿が わが子の姿と重なります。 子供たちも、自分と子ぐまを重ねてみているようです。 淡々とした語りが 季節感あふれる絵とともに すーっと胸にしみこむ秀作です!!
投稿日:2009/11/27
ひぐまの親子の秋。 木版画の表現が力強いです。 冬ごもりの準備でやまぶどうを食べ、 夜の月明かりの中こぐまははじめての鮭取りに挑戦します。 自分で取った獲物のおいしさが伝わってきます。 でも一人前になったようで、月明かりを大きな魚に見間違えるなど、 まだまだあどけないこぐまです。 手島さんにはこの他北海道などの生き物の作品がたくさんあるようです。 自然シリーズでチェックしたいですね。
投稿日:2005/09/28
秋の絵本を探していて出会った本です。 燃えるような紅葉の中で、冬ごもりの準備をするひぐまの親子。今日は、こぐまが生まれて初めて、川に鮭を捕りにいくのです。 月明かりの中で、いよいよ漁が始まります。「自分で獲りなさい」と言われたこぐまは、どきどきしながら川のなかへ…。でもなかなか捕まえることができません。 「そうだ、かあさんのように もぐってみよう」 自分で初めてつかまえた鮭の味は… 美しい色彩と、力強い版画の絵は、教室の後ろからでもよく見えます。学校での読み聞かせに向いてると思います。 川に映った月の光が、大きな鮭に見えて飛び込んでいくこぐまが、とっても愛らしい。いろんな「初体験」を積み重ねて大きくなるんだね。
投稿日:2004/10/09
このお話は、ヒグマのお母さんが秋に子供に遡上してくるサケのとり方を見せてあげるお話でした。子供はお母さんのマネをしてうまくサケを取ることができました。親子の素敵な関係がお話から伝わってきて、暖かい気持ちになってとっても良かったです。
投稿日:2015/12/22
北海道の森の中に、ひぐまの親子が住んでいます。 冬ごもりを前に、美味しく熟したやまぶどうの実を食べたり、 川で初めてのさけを獲りに行きます。 月明かりの中、「自分で獲りなさい。」と言われ、 挑戦するも、なかなか捕まえることができないひぐまのこ。 でも、「かあさんのように、水にもぐってみよう。」と気付きます。 こうして、さけの取り方を覚えていくのでしょう。 情景があまりにもリアルなので、まるで、自分もくまになって、 その場に居合わせているような感覚におちいりました。 それにしても、川に映った大きな月の影を、 さけと見間違うなんて子どもらしいですね。 ひぐまの親子のやりとりが微笑ましい。 美しい色彩と、力強い版画の絵がとても素敵です。 夕暮れのシーンや ひぐまのこが大きな立派なさけをくわえて水から上がったシーン、 ラストの夜空にゆうゆうと泳ぐさけのシーンが好きです。
投稿日:2013/09/26
手島さんの作品だったのでこの絵本を選びました。版画で表現してあるのが力強いくて気に入りました。北海道の秋の味覚を色々感じられるのが良いと思いました。葡萄の紫色が本物の野生の葡萄の色で素晴しいと思いました。葉っぱの1枚1枚まで丁寧に描かれているのが良いと思いました。親子が仲が良いのが素敵でした。
投稿日:2010/07/15
ひぐまの親子が鮭を捕りにいきます。 秋の季節、ちょっと冬を含んだ版画の雰囲気が秋をより感じさせてくれます。 今まで娘に読んできたいないいないばあというような絵本とは趣が違い、 とても「渋い」という雰囲気です。 他の方の「力強い」という言葉がぴったりでしょうか? 正直娘にはまだ早いかなと思っていたのですが、 予想外に娘は身を乗り出して見入っていて、私が驚くほどでした。 最後のページの魚がキラキラ光る空はとてもインパクトがあります。 娘にとってもきっと何かを感じてくれる絵本になったのではと思います。
投稿日:2008/10/04
この本に出会ったのは 母と行った原画展でした。 どの絵も動物たちの生き生きとした姿が感じられる絵でした。 秋風が吹き始め、少しづつ涼しくなる季節に読みたい本です。 手島圭三郎さんの丁寧な版画を隅々まで見ながらゆっくりと読んでいると季節を感じる事ができます。 小熊の素朴な疑問に答えず答えがみつかるまで、大らかに見守る母熊の姿は 真似たいところです。 是非、秋の夜長に月など目出ながら、家族そろって読んでください。
投稿日:2006/10/11
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