読み聞かせで読んでもらい損ねた絵本でして、題名が面白く、どんな絵本なのかどうしても気になって急いで図書館に予約を入れました。あらまっ!ってついつい言ってしまう言葉が絶妙なタイミングで使われているのが何ともいいんです。絵のおばあちゃんはちょっと、こ意地悪そうなまなざしで態度も何となく偉そうな感じ。さっさと孫を寝かせようとしますが、眠りたくない孫のパトリックもまたナンダカンダとイチャモンをおばあちゃんにぶつけます。おばあちゃんの破天荒な手段におおっと驚きますが、息子はすーっと納得がいくのか、あらまっ!と次々と孫のイチャモンに取り組む真摯なおばあちゃんに見とれているのか否か不明ですが楽しんで聞いてくれました。イギリスの作家さんで、本書が初めての絵本で新人絵本作品に贈られるというマザーグース賞を受賞しているそうです。と言うことは、あらまっ!ってどんな英語なんでしょうとまたまた原作にも興味が・・・訳をした石津さんにも感服です。