「あらまっ！」 みんなの声

おばあちゃんちに遊びにきったわんぱくパトリック。
「そろそろ寝なさい」というおばあちゃんに、
「でも、ぼくのベッドなんてどこにもないよ」
このいいかたがすっごい小生意気で、ちょっとむかつく（笑

でもそんなパトリックに「あらまっ」といいながら、
気を切り倒してあっという間にベッドを作っちゃうおばあちゃん、すごい！

その後も「あーらまっ」なんていいながら、無理難題をすべて解決！
しかもおばあちゃんらしく全部手作りっていうことがいいですね。

この「あーらーまっ！」を大げさにいうと、息子は大笑いです。
2回目からはいつ「あらまっ」というかと、にやにやしながら待ってます。

おばあちゃんの家にお泊りに行ったパトリック。
「早くベッドに入ってさっさと寝なさい。」と言われると、
「ぼくのベッドなんてどこにもないよ。」
「あらまっ！！！？」

おばあちゃんは木を切り倒し、のこぎりで木を切ってベッドを作ってしまいます。
それからも、色んな「あらまっ！！！？」が続きます。
その度におばあちゃんは、材料を調達しに行って作ってしまう。

最後の「あーらーまー！！！？？？」はどうしようもないですねぇ。
大うけでした。

私が大袈裟に「あらまっ」と言うので、息子も真似してうそっこ読みしています。
こんなおばあちゃんがいたら楽しいなぁ。
本当に面白い絵本です。

何年か前　私も手作りにこだわっていた時があって…
その時の自分と重なって笑ってましいました。
私の場合は　食事なのですが…
何を作るのも時間と手間がかかりますが
「何でもお家で作れるんだよ！」って事を子供たちに知ってほしいと思っていたのです。
（絶対無理！っていうのもありましたが…）
だから…このおばあちゃんが　どうしてココまで手作りにこだわるのか何となくわかります（笑）
それにしても…子供の減らず口に　良くここまで付き合うこと☆
冷ややかな言葉でおばあちゃんを振り回すパトリックと
どんな注文にも「あらまっ！」って　
何でも調達しちゃうスーパー手作りおばあちゃんとのやりとりが
とっても可笑しいです。

それから…ベッドや毛布や枕などの作り方にも触れられていて
「なるほど〜！」って感心しちゃいました。

パトリックのおばあちゃんはすごく豪快。
ベッドがないと言われて木を切り倒して作っちゃう。
枕がないと言われ、そして毛布がないと言われ
次々に作り出しちゃう行動力にあっぱれ！
パトリックとの会話がないとも軽快で
思わずプププっと噴出しそうになるのを堪えて
ラストへ・・・・そりゃあ！一晩でここまでやれば
そういうことになっちゃうでしょうよ・・・と
ツッコミいれたくなりますよね。
ここまでの豪快な行動力もどうかと思いますが
フットワークの軽いおばあちゃんみたいになりたいな〜私も。

楽しいです。

そして、ちょっとひねたような顔のパトリックが、いい味だしていると思います。
紫あたまのおばあちゃんと、いいコンビです。

「さっさと寝なさい」
「でも、おばあちゃ〜ん…」

寝るためにはいろんな試練が待ち構えており（？）、それを次々クリアしていくおばあちゃんの奮闘ぶりがおかしい。

子どもの本で、オチがきれいに決まったものは、案外少ないように思いますが、これはラストシーン、文章とともに、絵や空間まで、ビシッ！　と決まっていて、笑わせてもらいました。

おばあちゃんの家に泊まりに来たパトリック。
「そろそろ寝なさい」というおばあちゃんに「僕のベッドなんてどこにもないよ」。
するとおばあちゃんは「あらまっ！！！？」と叫んで・・・・。
枕もないし、毛布もない、パトリックは次々とないものを指摘して、そのたびにおばあちゃんは「あらまっ！」と叫んで色々手作りします。

おばあちゃんの、そのパワーと言ったらすごい！！

のこぎりで木を切って自分でベットを作ったりしちゃうんです。

パワフルおばあちゃんとシニカルなパトリックの掛け合いだけでも楽しいのですが、くり返される「あらまっ」のバリエーションにうちの子は大うけでした。

読み聞かせをするときは、「あらまっ」の読み方を工夫するとさらに楽しめます。

面白いの一言につきる絵本でした。
その面白さに、息子は何度も読んでいましたね。
「あらまっ！」を強調すれば強調するほど楽しい感じでした。
パトリックとおばあちゃんのやりとりが漫才っぽくてとってもいいお味がだしていました。

でも１つだけ言わせてもらうなら、
毛布はね、織る前に色つけですよって心の中で思ってしまいました（毛布屋さんに嫁いだものとしてはツッコミを（笑））

ちょっと斜に構えた孫のパトリックと
何でも作っちゃうおばあちゃんの掛け合いの
繰り返しが面白い絵本です。
１回目の読み聞かせは、その漫才のような２人の会話を楽しみながら。
２回目はおばあちゃんの色彩感覚に気付かせてあげて。
３回目はおばあちゃんが如何に短時間に仕事をこなしているのか、そのスーパーウーマンぶりを冷静に考えさせてあげて。
そして、可愛い可愛い孫の為だけに、
ひたすら奮闘するおばあちゃんの深い愛情を、
子供に伝えてあげて下さい。

　　おばあちゃん家に一人でお泊まりに来た、孫のパトリック。
　　

　　とにかく、二人のやりとりがおもしろい！
薄紫色の頭で、鮮やかなドレスを着込んだおばあちゃん、パトリックの言葉に豪快に答える。いろんなところで読み聞かせしましたが、すごくうけてくれました。

　　娘が、「○○（息子）と、ばーばーみたい！！」といって、手をたたいてうけてました。ばーばーとは、今年５４歳になる私の母のことで、SMAPのファンクラブにも入会してるほど気持ちが若く、パワフルなのです。

絵本ナビで見つけて６年生に読み聞かせをしました。
あまりのスーパーおばあちゃんぶりに子供たちは「ありえねー」といいながらも次の展開を予想しながら楽しんでいました。最後のオチに一緒に聞いていた先生までもがふきだしていました。