レトロな表紙に思わず「ヨヨヨ・・」と手がのびてしまいました(なんと魅力的な表紙!ツボでした)。文章は最初の一行のみ。あとは縁日気分でワクワクドキドキしながらページを眺めていくだけでいいのです。
暗くなるにつれて多くなっていくよみせと人々・・。縁日に来ている人達みんなとっても楽しそう!だって、こんなにもたくさんの色々なよみせが出てるんだもの!たこやき、いかやき、おめん、きんぎょつり、わたあめ、かるめやきにヨーヨーつり。中には「これは一体何の店?」と思う店も・・。あそこで集まってる子ども達は何を見ているのかしら?(娘は一緒に覗きこもうとしていました)途中で縁日全体を上から眺められるページが出てきますが、よーく見ると、ちゃんとページで出てきた順番どおりに店が並んでるんですねえ・・。作者の、読者と作品に対する誠実さと細やかさが表れているような気がします。ああ、やっぱり縁日って楽しい!!